湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

日本文化と老境の感性

2020-12-17 18:33:56 | Weblog
急に冷え込み、体調を崩す人も多いことでしょう
私も、若い時は何でも無かったことなのに
今では、体調全体に影響が出ます
その分、季節の変化に敏感になりました

季節の変化を愛でる日本文化は
若者の文化ではなく
年齢を重ね、人生経験を積み
なおかつ、すでに体力的に若さを失いつつある人間のものなのでしょう
そうでなければ
侘び寂びなどは、本当の意味では理解できないはずです

日本人に生まれたことの有り難さは
年を取っても、文化的な包容力があることかもしれません
老人福祉という制度の前に
文化として、老境の感性が重視されていることです
若さを失うことが
別の何か重要な文化的価値を見出す契機になることです

そんなことを考えていると
日本人に生まれて良かったと、心の底から思います
老人の感性を包み込む文化は
これから、その世界に入る者にとっては、新しい世界が開かれることを意味します
未来に向かって、豊かな世界が広がると思えば
年を取っても、生き甲斐を失うことはありません
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナが怖くて首相が務まるか! | トップ | コロナより怖い全体主義 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事