湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

ユニバーサルデザインを推進する理由・・・私の思想の基本14

2014-02-01 14:56:45 | Weblog
科学は観念的な知の体系ではありません
科学は観念的な真理の探究ではありません
実験と観測、その再現、追試・・・多方面からの検証
それらの歴史を経て、定説として扱われるようになるのです

また、そうして発見された科学的法則が
技術革新をもたらし、製品化、商品化を実現し
人類を労苦や病苦から解放し、人々の夢を実現することにより
多くの人々は、科学に人類の未来を託す夢を抱くのです

科学は、理論面の研究から始まり、製品化に至るまで
人々の検証を受けながら発展する民主主義的”知の体系”なのです

科学を、観念的な知の体系であると誤解している一流学者も多いのです
こうした連中は

「実用とは切り離して科学を発展させるべきである」

というような主張をします・・・大きな間違いです
自分で自由に研究したいという気持ちは分りますが
それなら、自分で稼いだ金や自分で見つけたスポンサーに頼んですべきです
自分の個人的な興味を満たすのに、国家予算を要求するのは
国家に対し、自分の道楽にカネを出せというようなものです
公金横領のようなものです

科学技術は、基礎科学の研究だけではなく
科学技術の開発から製品化、商品化に至るまで
他者との関わり、多くの人々との関わりの中で発展するのです

そして、製品化、商品化された科学技術自体が
少数者のためではなく、より多くの人々の役に立つものでなければならないのです
それが私がユニバーサルデザインを推進する根本的な理由なのです
科学技術の民主主義であり、民主主義の科学技術なのです
科学技術とは、本来、そういうものであるからです
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