湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

竹下登首相以降、日本の首相は猿に似てきた

2009-03-01 12:14:27 | Weblog
竹下登元総理大臣は
官僚の任官年次なども暗記していたようです
そうしたことを知っていると、役人にモノを頼む時など便利だったからです
役所の序列は任官年次で決まるからです

国民にとっては、政策と無関係な役所内部の人事慣行です
竹下は、そうしたことを憶えるのが好きな人でした
およそ、一国の総理大臣の地位に就くには不似合いな人でした
政治家の秘書なんかをやっていればよかったのですが・・・

そういえば
鈴木宗雄代議士は、故中川一郎代議士の秘書でした
中川一郎代議士は、あの酔っ払いで辞職した中川昭一前財務大臣のお父さんです

小泉純一郎元首相だって、福田赳夫元首相の秘書でした
小泉元首相は福田康夫前首相からみると
”お父さんの秘書”でした

秘書で務まる職業が日本国首相なのです

もちろん、秘書というのは重要な仕事ではあります
しかしそれは、政治指導者の仕事とは本質的に異なる仕事なのです
金を集めたり、選挙区に顔出ししたり、スケジュールを調整したり
そういう、本質的に、商人のやるような仕事は
本来、政治家の主たる仕事ではありません

政治家というのは、特に国会議員は”国のあり方を考える”のが仕事です

諸外国との関係を考えたり、国益のための戦略を練ったり
庶民の声を聞き、需要人物と会い・・・
そうして集めた情報を元に、法律を作り、条約を結び、予算を通す
それが国政というものなのです

政治家が政策を考え、役人が実行する・・・これが民主主義です

今の政治家は、特に竹下総理誕生以降の政治家は
政策は役人が考え、それを実行するのが政治家だということになったのです

これは、まったく主客転倒の状況です
運転者が、自動車の命令に従ってハンドルを動かすようなものです
まるで、遊園地の”お猿の電車”です
猿は運転席に座っていますが、実際には運転していません

今の日本は
官僚機構の暴走を止めるどころか
便乗する政治家ばかりになってしまいました
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