湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

鳥インフルエンザ

2009-03-02 14:04:43 | Weblog
ウズラから鳥インフルエンザウイルスが発見されたとかで
何10万羽ものウズラが処分されます
処分されるということは、殺されるということです

クジラを獲ると大騒ぎする人々も
ウズラが大量殺戮されても、何も感じないらしく
誰も大騒ぎしません
人間は皆、偽善者です

今回発見されたウイルスは弱毒性で、人間にはほとんど影響ないそうです
それでも、ウズラ達は皆殺しにされ
ウズラの飼い主である農家は、大損害です
それでもやっぱり、誰も同情してくれません
人間は皆、非情です

はっきり言います
ウズラを殺す必要なんか、まったくありません

インフルエンザが流行して、多くの人が死ぬといいますが
それは、いまに始まったことではありません
今現在、世界中で何10万人、何100万人のひとが
毎年、インフルエンザで亡くなっているでしょう
人の死因なんか、気にしていたら何もできません

医療が発達した現在、人の最期は、肺炎かなにかで死ぬのです
体力が弱り、免疫力が弱れば、そういうことになるのです
病院に入院していても、院内感染の危険があります

そもそも、鳥のインフルエンザが本当に人間に感染するのでしょうか
私の経験では、鳥は病気に罹りやすく、よく死にます
鶏舎の中で鳥の死骸を見ることもめずらしくありません
ですが、そこから人間のインフルエンザが流行したことなど
一度もありませんでした

鳥インフルエンザの騒ぎが起きるたびに
殺処分される鳥達のことを思い、鳥の世話をしてきた農家のことを思うと
私は、可哀想で胸が痛くなります
これは、まったく不必要な大量虐殺であり
ナチスのユダヤ人虐殺を想像してしまいます
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