自由と合理精神

ものを考える時に
私の習慣は、自由に、合理的に考えることです
そして、これは科学者の態度であると考えています
私は科学者ではありませんが
発想において、科学者のごとくありたいのです

私は科学者が好きです
尊敬する人も、科学者が多いかもしれません
もし運命が少し違ったら
私は、科学者になっていただろうと思っています

ただし
私は、科学者にならなかったことを後悔してはいません
むしろ、良かったと思っています
実際に、自分の思い通りの研究ができる科学者は小数です
組織の都合に合わせた研究をするくらいなら
自分の好きなことをして生きる方が
私の性に合っています

自由と合理性こそが、私の愛する精神の在り方なのです
科学者でなくとも
この精神を持ち続けていたいのです

私のちょっぴり気になることは
日本人が

”自由と合理精神”

を、同じものとは考えていないらしいことです

自由な発想といえば、空想や妄想
合理精神といえば、形式主義を思い浮かべるのです
自由であることと、合理的であることを
一体のものとして理解できないのです

特に、法律関係の人に
形式主義者が多いことが気にかかります
論理的に考えられず
何事も型に嵌めて形式的に考えたがるのです
立派な法律があっても、その本質を理解できない人が多いです