無意識日記
宇多田光 word:i_
 



英訳詞を眺めながら歌を聴いていると本来の日本語の歌自体に思わぬ発見があったりする。


例えば『Prisoner Of Love』の1番Bメロの『満ち足りてるのに奪い合う』の部分の英訳は『We all have enough but steal from each other』だ。「なるほど~、ここでの"奪う"は"steal"なんだねぇ」と納得しながら聴き進めていくと歌の後半で『From that day when my heart was stolen away』という一節が出て来た。「あぁ、さっきの"steal"と対になってるな、うまいもんだ」と無意識に呟いて初めて気がついたのだ、『満ち足りてるのに奪い合う』と『心を奪われたあの日から』の二つのフレーズが対になっていることを!

こんなの、わかっていた人は当然気づいていた訳で、今更論うような論点でもない。のだが自分にとっては新しい発見だった。英訳詞になって初めて気づいたのよ。聴き慣れた歌であればあるほど歌詞に"新しい光の当て方"をするのは難しくなっていく。それを英訳詞はいとも簡単にやってくれたのだ。それを可能にしたのも、ヒカルが英語に訳した際も日本語での設えをそのまま持ち込んだからだ。作詞者としては当然の拘りだったのかもしれないが、やはりこういうところで筋を通しておくのは一味違う結果を齎す。お見それ致しましたm(_ _)m

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ラグビーワールドカップの盛り上がりが最高潮のようで。日本代表が勝ち上がることでこのスポーツ自体への認知度も上がってるようだ。さっき「サッカーは野蛮なのにラグビーは紳士的で羨ましい。同じフットボールなのにこの差はなんなん。だ」という記事も読んだ。こういうのが目に止まり始めると認識改革が進む。

スポーツ観戦といえばヒカルは今回食いついてないね。部活やってたクロカンバレーバスケのみならず、男女サッカーにテニスにボクシングにと結構色々ツイート&メッセしてきたというのに。明後日10/20の日本vs南アフリカ戦などは瞬間最高視聴率50%超えも現実的だそうだから、その勢いに炙り出されてきてくれないかなぁ。

まぁ最近はスポーツ関連の呟きも少ないよね。大坂なおみのことどう思ってるか知りたい人も多いだろうに。境遇やら性格やらの共通点。本人はどう考えているのか。

まぁ境遇で言ったら女子卓球五輪代表とかも凄いけどね。伊藤石川平野3人ともが母娘鷹。全員母親が卓球選手で小さい頃から指導を受けていてまさに家業。音楽家を母系で三代引き継いだヒカルは思うところがあるかもしれない。あぁ、この週末は卓球女子ワールドカップで石川平野が出場しますよっと。宣伝々々。

でも、そもそもどこぞのおばあちゃんにテレビプレゼントして以来、テレビ持ってるんだっけ? あんときの遣り取りすっかり忘れてしまったな。ヒカルと眠い目をこすりながらスポーツ実況できる日はまた再びやってくるのかねぇ。

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