今週金曜日にはBABYMETALのサード・アルバムがリリースになる。国内だけでも10万枚近く売れそうだがやはり今回の注目は英米でのチャート・リアクションだろう。国内より海外のポイントの方が高くなる逆転現象が起きるかもしれない。
前作は米39位&英15位だった。全米での日本人名義アルバムは坂本九の14位が最高記録だったか、これを抜くかに注目が集まる。英国ではトップ10はおろかその上もという立ち位置。海外のファンの温度はよくわからないが、日本より高そうな気配。日英米だけでなくメタルの強い北欧3ヶ国やドイツ・ギリシャあたりもどうなるのやら。楽しみというか少し怖い。
ビルボードで数字が出るのは二週間後という事なので現実が判明するのはもう少し先になるんだけどね。
…っていうような話をUtadaに関して今頃繰り広げてる予定だったんだよ15年前は。
確かに、iTunesUSAチャートではヒカルも総合で一桁の順位を取れるようになってきてはいるのだが、世界ツアーをしていない以上人気に実体が伴っている感覚が無い。ゲームは有名だよねと言われても返す言葉が無い。ツアーばっかやってるBABYMETALとはかなり事情が違う。
国内ですら満足に全国を回れたとはいえない。山陰で公演できたのは僥倖だったが埼玉以北を放置するとかまだまだである。国内のファンからすれば「海外に行く前にちゃんと国内まわって」というのが本音だろう。
これが「海外アーティストとしての来日公演だったら」とついつい考えてしまう。国内アーティストだと思っているから「もっと近くまで来てくれよ」となるわけで、仮に嘗てのUtadaのスタンスでツアーをやったとすれば「来日してくれて東名阪やってくれたら御の字」みたいな空気にならんかな。そうなれば「海外行くこと考えたら国内線で行けるのは有り難い」っていう…まぁそう都合よくいかないか。
日本語の歌を歌ってる限り海の向こうで幾ら売れてようと国内アーティスト扱い、なのだろう。そこから先はいつものようにヒカルのクリエイティビティに任せるしかない。英語の歌も、出てくる時は出てくるだろうさ。
『Don't Think Twice』『Face My Fears(English Version)』と英語の歌もぼちぼち顔を見せている訳でいつ次の新曲が全英語詞になっているかわからない。『Laughter in the Dark Tour 2018』の英訳詞でも眺めながらある程度英語に親しんでおいた方がいいかもわからんね。
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