無意識日記
宇多田光 word:i_
 



CMで自転車に乗ってるヒカル可愛かったなぁ…あの燥ぎっぷりは演技には見えなかった。純粋に自転車を乗り回すのが楽しいのだろう。

皆さん御存知の通りヒカルは20代までまともに自転車に乗れなかった。「曲がれなかった」らしい。そんな馬鹿なと言う前に、自転車に乗らなくても全く困らないライフスタイルもあると知るべきだ。部活はバレーやバスケの他にクロスカントリーもやってたと証言してはるが、それはランニングであってマウンテンバイクではなかったんだろうなぁ。

何が言いたいかといえば、老いとは年齢そのものというよりもそういった新しい体験と経験をしなくなることなんだろうなと。ヒカルにとっては自転車の運転は未だに新鮮な体験であって、それがあの無邪気な表情に繋がっているとすれば、SUNTORYさんSONYさん、ヒカルが「今までやったことのない体験をするCM」をこのままシリーズ化してしまいましょうよ。登山は兎も角自転車は意図的ではなかったかもしれないが、「宇多田ヒカルの自然体の素の表情」を観れる機会をTVCMで提供してくれたら非常に嬉しいでやんす。(誰だお前)

SONYで言うなら、本当だったらヒカル本人に3DVRに加えて360Rも実体験初体験して貰ってその模様をVTRに収めて欲しかったのだけどまだ遅くはない。スマートフォン版の360Rがリリースされた暁には是非やってもらいましょう。そう、NINTENDO DSのCMでニンテンドッグスやってたときみたいにね。御一考願います。

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まだ冬どころか秋も来ていないような気候なのだけれどついつい冬らしい透明感溢れる『Passion ~ after the battle ~』を聴いて冬気分に浸ってしまった。実にいい。

このテイク、『Passion』のシングル盤にしか収録されていないが若いファンの皆さんはどれくらいチェックしているんだろう? 万が一リミックスと勘違いスルーしてる人がいるならサブスクリプションには置いてあるので今すぐ聴いてみてほしい。いわばこのバージョンは『DISTANCE』に対する『FINAL DISTANCE』のようなもので、ある側面においては本家を越えているのだ。

もしかしたらリリースのタイミングなどで『Sanctuary - ending version』の方は知っている、という人もいるかな。それでも『after the battle』は必聴である。日本語の歌唱が肝だからだ。

『Passion』のシングル・バージョンやオープニング・バージョンのメロディはヒカルの当時の唱法を活かせるメロディとは言い難く、そこを補完する意味でもシングル・バージョンでは年賀状パートを付してエモーショナルな側面を強調したが、『after the battle』ではオリジナル・バージョンと同じメロディであってもアレンジ次第でヒカルの当時の唱法が大いに活かせる事を示した。

特に顕著なのが語尾の歌い方である。オリジナル・バージョンではやや張り上げ気味に歌う箇所が多くヒカルの繊細さが活かせなかったが、『after the battle』でのその語尾のバリエーションの豊富さといったらない。特にエアの抜き方が絶妙で、例えば『僕らは』の『は』での空気の震え方などは筆舌に尽くしがたい。他にも絶品の箇所が幾つもある。昔聴いたよという人も是非聴き直してみては如何だろうか。

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