無意識日記
宇多田光 word:i_
 



例えば『Laughter in the Dark Tour 2018』の映像商品を観ている時に私は「(歌が)クッソ上手いな…」と呟く機会が非常に多いが、それよりも遥かに多く、少なく見積もっても3倍以上、実際には5倍以上の回数「(今の)クッソかわいいな…」と呟いている。これは非常に由々しき問題である。

だってそうでしょう、私はこう見えても3DVRの配信が始まった時にたった一人で「お前ら、姿ばっかり観てないでちゃんと歌を聴け」と何度も吠えてた人間なのである。そんな人間ですら、歌の評価よりルックスやアピアランスや立ち居振る舞いへの評価が高いのかと。これで本当にいいのだろうか。

歌手ヒカル最大のライバルは(かわいすぎる)アイドルヒカルかもしれないと過去に幾度となく言ってきたつもりだが、デビュー20年経過してもまだまだそう言わなければならないのだろうか。流石に映像無しで音だけ聴いてる時は「(歌が)上手いな~」と感心してる割合の方が圧倒的に多いんですよ?…としれっと言って通り過ぎたかったが、実際にはMCに入った途端「かわいいかわいいかわいい」を連発している模様。私が『Kuma Power Hour』を聴き直した回数はナウシカやラピュタの再放送回数に匹敵するほどなのだ。内容なんて最早聴いちゃいない。喋り声の響きだけでも相当かわいいんだこれが。

いや、世の中の大半の、ここを読んでいないライト・ファンの皆さんは流石にアイドルヒカルより歌手ヒカルに用があると思うんだけど、そちらになると逆に「なんでこのかわいさに気付けないの!?」と不思議に思ってしまうから始末に負えない。お前ほんまにどないやねんと言うしかない。

しかし、実際不思議だ…ここを読んでてヒカルに対して「歌は上手いし曲も素晴らしいとは思うけど、人間的魅力、ましてや女性としての魅力を未だ嘗て感じた事は[全く/殆ど/余り]ない。」と言う人は、ほらコメント欄へれっつらごー。詳しく話を聞かせて欲しい。じゃあ誰ならかわいいと思うのかを。



今夜は「一体何を言っているんだ」という内容になったが、まぁいいじゃない。今夜も『Laughter in the Dark Tour 2018』映像商品を観賞して身悶えるとするわ。歌の上手さと姿のかわいさ両方に対してね。

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昨夜井上陽水infoアカウントからこんなツイートがあった。

── 【 #井上陽水トリビュートのヒント】
── 国民的唱歌ともいえるあの曲は国民的アーティストがカバー。

宇多田ヒカルファンからすればこれは「宇多田ヒカルが"少年時代"を歌う」としか読めない訳で。既定事項として話を進めよう。

ヒカルが2003年1月19日のストリーミング・イベント『20代はイケイケ!』で『COLORS』『Simple And Clean』と共に歌ったのがこの『少年時代』で。イケイケDVD持ってる人にはお馴染みだ。

まず焦点は、この17年近く前の既存音源を再収録するかという点。イケイケDVDはファンアイテムなので聴いたことのないPopsファン、井上陽水ファンは多かろう。反応的には問題ない。

だが何分昔の音源だ。マスターが今のハイレゾ環境に対応しているかという疑念がある。48kHz16bitでもハイレゾリリースしたことがある陣営なので可能性はゼロではないが技術的には厳しい気がする。

ならばやはり新録音源か。二十歳なりたてで歌った「少年時代」は、少年に近い年齢の人妻が歌う構図に独特の薫りがあったが、今ヒカルが歌うとすれば「まだ幼い自らの息子が将来迎えるであろう来たるべき少年時代に思いを馳せて」という視点になりそうで壮大なことこの上ない。大きな木の下で若い頃を回顧する『Passion』の、年賀状の向こう側を歌うかのようなバージョンが期待される。実際にどんなアプローチで新録したのか、興味津々でござるな。


…って言ってて他のアーティストが歌ってたらどーしましょーねー。(笑)

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