無意識日記
宇多田光 word:i_
 



はい、次は26位から30位まで。



119,339回 Be My Last
115,592回 Eternally
112,551回 タイム・リミット
110,557回 桜流し
107,999回 DISTANCE



やはり「3部作」は同じ位のポジションに来るのだな。23位にKeep Tryin'、24位にPassion、そしてこの25位にBe My Lastである。世間的にはこの時期の宇多田はCDシングルが売れずに低迷期だったのだが、しっかり配信に軸を移し始めていたのだった。

続いて27位にはEternallyが入っている。21位のThis Is Loveに続いて非CDシングル曲のランクイン。Drama Mixリリース以前と以降でどれ位差が出ていたのか今となってはわからないが、元々人気曲であったし、やはりバラードという事で歌詞を確かめたい人も多めなんだろうな、という推測はつく。時を経ていても、ドラマなどで取り上げられる事で再評価されるのもいいもんだ。更に時が経てば、若い人たちにとってはまっさらな新曲になるだろうし。Eternallyにはまだまだ頑張って貰いたいなぁ。

28位はタイム・リミット。For Youが25位だから大体同じ位の人気といえる。やや歌詞重視のFor Youの方がこのランキングでは有利かなと思うものの、閲覧回数の差は誤差程度しかない。両A面シングルの中でも最も両A面らしい2曲のカップリングである。イントロの英語とか載ってたりしたら逆転するかもねー。

そして29位は桜流しだ。流石に他の楽曲たちと比較するにはまだまだリリースが新しすぎるが、こうしてばっちりランクインしてくれているのは喜ばしい限り。This Is Love、Eternallyに続いてこの曲も非CDシングル曲である。DVDシングルは出てるけどね。この曲の歌詞の素晴らしさが今後どれだけ浸透していくか、閲覧回数が増えていくのが楽しみな楽曲だ。

そして30位にはDISTANCE。非CDシングル曲であり、且つシングル曲として配信された事もない、純然たる"アルバム曲"の中ではいちばんの人気を誇る訳だ。この結果には皆納得じゃあないかな。

ただ、考えてみるとこの曲、FINAL DISTANCEのEPに入ってるんだよね。それをどうみるべきか。

今回2位に入ったFlavor Of Lifeに関しては、オリジナル・バージョンとバラード・バージョンの区別が曖昧というか、そもそも区別が無いというか。世間的には、ドラマで最初に流れたバラード・バージョンの方が"Flavor Of Lifeそのもの"であって、オリジナルがあってバラードが作られたとかいう経緯なんかまるで関係がない。一言で纏めるなら「宇多田ヒカルがFirst Love以来の必殺のバラードを書いてきた」、というのが普通の認識だ。オリジナルはあるんだかないんだかわからない。そういう感じなのだ。

DISTANCEとFINAL DISTANCEに関しては、正直ちょっとわからない。DISTANCEのバラード・バージョンがFINAL DISTANCEと思われているのか、はたまた、収録されているアルバムが別だから別の曲だと思われているのか。

歌詞検索という観点からすれば、両者大体同じなのだからFINAL DISTANCEのつもりでDISTANCEに当たってもあまり問題は無い。要は、DISTANCEの歌詞閲覧回数の中にはFINAL DISTANCEから流れてきた分もあるんじゃないかという事だ。逆もあるかもしれないけれどね。

まぁそういう難癖(?)はさておいて、宇多田ヒカルに関して最強の"アルバム曲"のひとつがDISTANCEである事は、曲の好き嫌いは別にしてファンの間では結構共通認識なのではあるまいか。ただ、だいたい総てのシングルが出揃った後漸く30位にランクイン、という見方も出来る訳で、やっぱりシングルとして曲をリリースするのは大事なんだなと再認識させられましたよ。



なんだかペースが落ちちゃったかな。まぁいいや。次も順当に31位からコメントしていきますよっと。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




続いては21位~25位。



137,642回 This Is Love
135,789回 Kiss & Cry
132,167回 Keep Tryin'
125,594回 Passion
122,952回 For You


This Is Loveは「ULTRA BLUE」からの"先行シングル"として配信限定リリースをされたが、それによってどれ位の認知度が生まれたのか。23位にCDシングルとしてもリリースされたキプトラがある事から、なかなかに高い認知度を獲得していた、と言えるかもしれない。一度だけとはいえ、テレビで歌ったというのも大きい、かな? あれ、そいやキプトラってテレビ出演ないのか。リリースが2月という事で、6月リリースのアルバム制作でてんてこまいの時期だからそれは理解出来るが、何だかもったいなかったな。あの曲テレビ映えすると思うんだが。Mステだったら誰か出演者に車掌さんコスプレさせてカメラ抜いたりすれば面白いぞ。

22位はKiss&Cry。ここでも「両A面シングルの2曲目」がランクイン。Beautiful Worldの陰にどうしても隠れがちだが、この曲もテレビ映え、ライブ映えしそう…いや一回テレビで歌ってるんだけどその時ヒカルが絶不調で散々なパフォーマンスだったのよね。誠に惜しい。ライブでもまだ一回もやってないか。キプトラと並ぶ"ファミリー・ソング"だし、ライブでやるんなら私らきっとカップ・ヌードル一個買っていって掲げるぜよ。人数揃ってきたらきっと壮観。こりゃ会場で売れ…いやタイアップやったのもう9~8年前だからな。もう無理か。

そして24位はPassionである。この順位は評価が難しい。こんなもんなような気もするし、案外低いとも言えるし、案外高いという解釈だって出来る。Hikaruの側からすれば、UU06でオープニング・ナンバーに選んだり、In The Fleshでを"日本語・英語・フュージョン・バージョン"を披露して和洋混合公演の象徴的演目としたりと結構重要な位置付けだが、やはり、単純に、熱心なファン以外への浸透度は低い、という解釈になるだろうか。

25位は“For You”。地味~なイメージのつきまとうシングル曲らしく、CDシングル曲としては地味~なランクイン。売上枚数は、今の感覚からすればとんでもないが、ツアー直前のどさくさリリースというイメージがどうしても拭えない。しかし、この曲はファンから深く愛されている。加藤ミリヤのカバーを聴けば一聴瞭然だろう。あそこまで人を魅了し虜にする楽曲なのだ。またライブで聴ける日を心待ちにしている。


ここらへんから「なんでこんないい曲なのにこの順位なんだ」という怒りのコメントが増えそうだな(笑)。ま、次回も続けていきますよっと。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )