つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

竹姫、まさかの結末

2023年04月22日 | 時代劇

時代劇『暴れん坊将軍』には
将軍吉宗こと上様に思いを寄せる人物が何人も登場しました。

その中の一人、竹姫(中島ゆたかさんが演じられました)は
実在の人物でもありますし、上様のいとこと言う事もあり
陰ながら思いを寄せていたものの
叶う事無く、ラストは薩摩に輿入れする事になりました。

確かこれが史実に沿った話なのですが
その話が作られてから10年近く経った頃
2時間のテレビスペシャルが作られた際、再び暴れん坊将軍に
竹姫(今回は伊藤かずえさんが演じられました)が登場します。

ところがこの時のラストは
竹姫の元に反竹姫の悪い大奥女(池波志乃さんと中島ゆたかさん)が現れ
竹姫を殺そうと刃物沙汰に及び始めます。
まず、池波さんが竹姫の側近の南田洋子さんに殺され
次に南田さんが中島さんに殺されますが
すると、事もあろうに伊藤さんが中島さんを刺して殺す
・・・とこれで終わったと思いきや
最後死んだと思われた池波さんに伊藤さんが刺されて
こちらも絶命すると言う凄まじい結末を迎えます。

時代劇で実在人物が死なない時期に劇中で死ぬってのは
柳生一族の陰謀等々実例がいくらでもあるので
そこは良いとして(本当は良くないんですよ)
女性同士が数珠つなぎの如く殺し合いをする
と言う突飛な展開は長年色々な時代劇を見てきた中でも
かなりインパクトがあるシーンでした。

おまけに、殺し合いの中に
最初の竹姫を演じられた中島さんがいますし・・・
本当これで良いのか?と困惑しながら見ておりました。