つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ヤッターマン感想(第88話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては88話「赤毛のランだコロン」

(あらすじ)リンゴ園を営む老夫婦の元に
赤毛の少年ラン吉(実は少女)が現われる。
ラン吉の持つ石の皿がドクロストーンと睨んだドロンボーは
リンゴ園に潜り込むが…
 
(解説)ヤッターマンのおなじみの登場シーンを
ドロンジョ様がいつものように聞く気が無いように振舞ったのに対し
ガンちゃんが「聞こえるようにしてやる!」
とケンダマジックで引き寄せた事がきっかけで
ついに、ドロンジョ様がガンちゃんに「ドジーン」となった
つまり惚れてしまったのが今回です。

ドロンジョ様はノリノリで善も悪も関係無い!と思っていたと
見られますが、
白けた目で見るボヤッキーたちの姿を見て、素に戻ると
「おのれ~か弱き乙女の恋心をもてもてもて遊んで」
と小原節全快で怒りの逆襲に転じるのでした。
一方の善玉側、ガンちゃんはどう思っているかは定かではありませんが
ガンちゃん達のやり取りを、非ッッ常に白けた顔(本当凄い顔でした)
で見ていたアイちゃん、相当妬いていたように思います。
 
老夫婦の農場に働きに来たドロンジョ様、女手はいらないと断られると
「我輩、先ほどの凄い美人のドロンジョの兄ドロンコーと申す者じゃ」
と男に化けて農場で働こうと現われます。
でかいお乳等のせいで多少怪しまれたものの、
何とか農場で働ける事になりますが
ドロンジョ様、自分を”凄い美人”と評すのは自信の表れ?
 
インチキ商売は一万円で受けられるミスドロンコのゴルフレッスン。
勿論このレッスン、
「チューの代金九万円追加で、しめて十万円!」
と言った感じのいつものインチキ手法が展開されますが
途中で機械の故障が生じる、と手抜かりが起きてしまい、
目標金額到達前(多分)に商売が中止となるのでした。

一方、ゾロメカ戦は悪のゴルフクラブメカが
善玉のスイカメカをやっつけたと思ったら、
スイカメカの内部の高性能のタネメカが悪メカを壊すと言う
負けたふりをして最後は勝つと言うおなじみパターンにより
今回も悪玉は敗北と相成るのでした。
タネメカが爆発寸前にカウントダウンをするシーンや、
タネメカによって外装を剥ぎ取られるなげきブタのシーンも良かったです。
 
ゲストは、赤毛のランが吉田理保子さん。
小原さんとなら”コナンとモンスリー”、
茉利さんとなら”愛ちゃんと科ちゃん”
と縁の深いレギュラー陣との絡みも見所の一つです。

ラン吉形態の時は、吉田さんの少年っぽい喋りが見られますが、
個人的にはちょっと珍しいかな?と言う印象を持ちます。
リンゴ園を営む老夫婦の前に現われた少年ラン吉が、
実は老夫婦の家出した娘の忘れ形見だったと言うのは
時代劇っぽいですね。

にしても、
ラン吉って言うと
『見ごろ食べごろ笑いごろ』の伊藤蘭さんを思い出しますね。
 
他に気になったのが『おだてブタ』の歌と共に
メカ作りをするドロンボーの様子を覗くアイちゃんの
「(バックに流れる歌は)おだてブタって歌で
ブーブーシーTV今週のビッグヒットショーで第一位だったわよ」
と言う台詞。
アイちゃん、『おたてブタ』を普段から聞いているんでしょうか?

最後に今回気になった台詞です。

一つはアイちゃんの
「ガンちゃん、何処かに地下室への入り口があるはずよ!」
こう言うのは普通なのですが、
ドロンボーが地下室へ入るのを
アイちゃんが見ていたような気がしたので、ちょっと不自然な気が…
もう一つは、パンダがやられた後のコパンダの
「おのれ~ちゃん(パンダ)の敵~」
 
と言う台詞。
いや、死んでませんから…

ヤッターマン感想(第86話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては86話「ジャンダックは聖女だコロン」
 
(あらすじ)祖国を守る為に立ちあがった少女ジャンダックが
ドクロストーンを持つとの情報を得たドロンボーは
ジャンダックの敵国オゲレス国と結託し、ジャンダックを捕えるが…
 
(解説)一番面白かったのが、
ラスト、ジャンヌダルクをモデルにしたジャンダックは
史実と異なり、火あぶりにされず病の癒えたシャレル王子と
好い仲になって終わるシーン。
何と、王子達のいちゃつく姿を見たガンちゃんとアイちゃん、
“自分達も…”みたいな目で二人を眺めていたのでした。
相変わらずませた事ですが、
それを見たオモッチャマもませぶりでは負けていないようで、
横から「ウシシシ、ヤッターマンもあんなラブシーンやったらどうでコロン」
と二人を唆します。

すると、ガンちゃんもアイちゃんも「やりたい、絶対やりたい!」「ほ~んとう」
と一旦は本音を白状しますが、即座に我に返って
「ませ過ぎ!」と二人揃ってオモッチャマへ強力な突っ込みを入れるのでした。
突っ込まれたオモッチャマが埋まりながらも
「やれーコロン、やれーコロン」と返すのも面白いですが、
やはり、デレっとしててもアイちゃんは可愛かったですね。
 
インチキ商売は焼き芋屋。ただの移動販売の焼き芋屋なのに、
契約書を書かせたり警官に化けたトンちゃんが出てきたり
非常に手が込んでいますが、手間の割には儲けが少なく見えたような…
そんなインチキ商売の近くを通りかかったアイちゃん
「う~んいい匂い、たまらないわ。焼き芋よこれ」
と、芋が大好物だからか?焼き芋にただならぬ反応を示します。

呆れたガンちゃんが
「猫に鰹節、女の子に焼き芋か~」と冷やかしを入れたのに続いて、
オモッチャマが「生理的現象だコロン」とアイちゃんをからかうと
怒った?アイちゃん、オモッチャマを殴る仕草(残念ながら声は無し)を見せます。
しかし、アイちゃんが焼き芋好きと言うのは意外ですね。
 
ゾロメカ戦は、里芋対とろろ芋の対決で、
展開は真っ当な戦争みたいな感じで進んで行きますが
劣勢の善玉メカがやられそうになった所で、
アイちゃんが「神様、お願い!」と祈ると、
何故か善メカ(女性型)が雷を起こし、これが原因で、
善メカが付けていた十字架から悪メカを狂わせる特殊な電波が発生し、
悪メカによってドロンボーのメカが逆に破壊されると言う展開となります。
多少強引ではありますが、
今回の勝因はアイちゃんに遭ったとみて良いのではないでしょうか?
 
今回はドクベエ様の爆発の後
何故かドロンジョ様がまだら模様になっています。
これ、実は「爆発のためドロンジョ様の洋服は全て脱がされて、
ボヤッキー画伯によって体の隅々まで絵の具で描かれた」
ためなのですが、気の利く(?)ボヤやん、
ドロンジョ様の尻の部分に悪魔みたいな尻尾まで描いており、
気付いたドロンジョ様から、当然きつ~く突っ込みを入れられるのでした。

また、ヤッターマンの登場シーンでは、ドロンジョ様
「うるちゃい、うるちゃい、うるちゃ~い!
あんた達がね!大人になったらね!ネオン会社にでも勤めちゃえ!」
と、ハイテンションに突っ込みを入れるのですが、
直後アイちゃんにシビレステッキの攻撃を受けると
ドロンジョ様、再び服が脱げてしまうのでした。
 
ゲストは、シャレル王子が水島裕さん、ミカエル大天使は滝口さん。
今回は前述のようにインチキ商売も焼き芋屋、
ゾロメカ戦も芋対決でしたし
「イモに見ていろ俺だって!」とか
「昨日のイモ…じゃなかった友は今日の敵!」なんて台詞や
「良いも悪いもイモイモあるが、ヤッターマンはイモじゃない」
なんて富山さんのナレーションがあったり、芋尽くしと言った趣の話でした。

あと、劇中のボヤやんの
「これ(悪い事)やるから私、女子高生に非難されるのね」
と言う台詞は、ボヤやんの複雑な心情を感じさせる
隠れたボヤやんの名言の一つだと思います。

ヤッターマン感想(第85話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてはベストエピソードの一つ
85話「人魚姫だコロン」

(あらすじ)人間の王子に恋をした人魚ケイトの父は
地上に上がったケイトの安否と魔法の石をドロンボーに託すが…
 
(解説)何と言ってもヤッターマンの登場シーンが良かったです。
いつも通り「ヤッターマンがいる限り…」
とガンちゃんとアイちゃんが交互に言うパターンか?と思わせて
締めのアイちゃんの台詞が「覚悟!……しちゃって~」
と言う意表を衝く台詞が出てきます。
この「しちゃって~」の言い回し(とポーズ)が非常に色っぽかったです。
この台詞で、益々岡本さんの虜になってしまう感じです。
 
また、アイちゃんがシビレステッキを手にドロンジョ様に対し
「どう!痺れてみる?」と自信満々に言い放つシーンは、
驚きつつもアイちゃん凄く格好良いなと思って見ていました。
アイちゃんに迫られたドロンジョ様が
「いえ、お構いなく」と逃げ腰なのも面白い所です。
 
ただし直後、好事魔多しの言葉通りに
悪玉のバケクラゲメカにガンちゃん、アイちゃん共に捕まってしまいます。
捕まったアイちゃんが
「あれドクロストーンじゃなかったの。
ただの人魚の魔法の石だったのよ~!」
と、真相をドロンジョ様達に説明するのが面白かったのですが
逆上している三悪には通じず
逆にシビレ攻撃を食らってしまうのでした。

あと人魚姫を見つけたシーンのアイちゃん、一目見ただけで
「まだ息があるわ、早く手当てをしなきゃ!」
とおおよその状態まで言い当てていました。
漫画とかのキャラなら普通なんですが、
ナイチンガールみたいと呼ばれたのは伊達ではありませんね。
 
「間違った情報のお詫び」
ドロンボーを波に乗せて送って帰そうとするドクベエ様の親心に
「僕はドクロベエ様を誤解してたなあ~」(ボヤやん)、
「そうだよ、やっぱり本当は優しい人なんだ」(ドロンジョ様)
と感激するドロンボーでしたが、
この温情も実はお仕置きと言うオチで、
騙されたドロンボーの
ドクベエ様への不信は益々高まったに違いありませんね。
 
ゲストは王子様が三ツ矢雄二さん、ケイトが滝沢久美子さん
奇しくも後番組『ゼンダマン』の主役コンビ
おまけに王女(と『おだてブタ』の歌の間奏の女の人の声も)の声が
初代アマッタン役の麻上洋子さんでした。
麻上さんの演じた王女は、王子がケイトに首ったけなので、
嫉妬してケイトに嫌な感じで振舞う
(最後は改心しますが)と言う役所なのは珍しいと思います。

今回のインチキ商売はお化け屋敷なんですが
実際は脅かした客から財布を奪い取ると言う、内容は面白いですが
コストがかかっている割りには儲けが少ないようで、
儲かっていたのかは甚だ疑問。
あと、悪玉のゾロメカのウスメカを
「ウスウス」と応援していた筈のボヤやんが、
いつの間にか「ブスブス」と言葉をすり替え、ドロンジョ様を罵倒していたのも
見え見えの展開ですがとても面白かったです。

ヤッターマン感想(第84話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては本物のドクロストーンを巡る
84話「勇士スパルタオスだコロン」

(あらすじ)ドロンボーはヤッターマン基地からドクロストーンを奪い返し
余勢を駆ってギローマ国へと向かうが…
 
(解説)今回は、ヤッターマンが34話で手に入れ、
基地に保管していたドクロストーンがドロンボーに奪い返されてしまいます。

それは良い(本当は良くないけど)のですが
問題はドロンボーがオモッチャマの後を付けて、
基地からドクロストーンを奪っている間
ガンちゃんとアイちゃんが何をしていたかと言う点でして
二人は、多分普段は基地の中にいる筈なんですが、
何と今回は基地の近くで二人とも寝そべって
「良いお天気ねえ~」
「こうしているとドクロストーンを狙う奴らの事なんか
忘れてしまいそうだな~」などと、いちゃついていたのでした。
ストーリーの都合だとしても、
このシーンについてはファンとしては擁護の余地がありませんね。

おまけに、アイちゃん達のとても和んでいる様子が
結構見応えがあるシーンなのも、また複雑な所です。
あと、ドロンボーも基地まで行ったんだから
ヤッターマン側のメカの一つも壊して帰れば良いものとも思いますが、
そこまでやらないのは、面倒だからなんでしょうか?
 
今回は「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」
と言う口上も登場。
今回の言い回しはかなり可愛らしくて、良かったです。
あと、アイちゃんがシビレステッキで
四人まとめて相手を倒すと言う荒技を披露するシーンは
格好良さにはいつもながら惚れ惚れしてしまいますが、
その際「シビレステッキ」の後で
アイちゃんが言ってる「何か」が未だに聞き取れません。
 
ゲストはスパルタオスが蟹江栄司さん、王様は滝口さん。
ブルのゾロメカを見たボヤやんが
「何せ犬の拾って来る物をヒントに作られているんですから、
ろくな物は出て来ませんのよ」と余裕を見せたのに対し、
ドロンジョ様は
「そのろくな物でもないのに毎回やられてんのは誰の作ったメカなの!?」
と痛い所を付きます。

おそらく、ドロンジョ様が直前に
「ヤッターギャング」
と懲りもせずにボケたのに対し
ボヤやんが
「キング!いつまであんたふざけてんのよ!?」
キレ気味に突っ込んだので、それに対する報復だったんでしょうね。

おだてブタが出て来るシーンでドロンジョ様が
「やったね~お前素晴らしいじゃないか。
久々のヒットだよ!ルソン助左衛門だね~」
と言っていましたが、このルソン助左衛門に限らず
何故かヤッターマンでは
当時の大河ドラマ『黄金の日日』ネタがよく使われていました。

ヤッターマン感想(第83話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてはゾロメカ戦がぶっ飛んでる名作
83話「半里の長城だコロン」

(あらすじ)ドクロストーンを持つとされる明民(ミンミン)は
皇帝の半里の長城建設計画を諌めようとするが
ドロンボーはミンミンを敵国のスパイだと皇帝に進言し、
ミンミンは長城の人柱に…
 
(解説)今回は凄いシーンがありました。まず、指令の為に現われた
ドクベエ様がなんとヤッターマン(1号)に扮して登場
決め台詞
(「ドクロベエ只今参上!ドクロベエがいる限りこの世に悪は栄えるべ~」)
まで披露するサービスまで見せてくれます。

その上、おなじみの爆発シーンの後に
「ヤッターヤッタードクロベエ~」
と言いながらバラバラになるのも面白かったです。
ちなみに、ドクベエ様の乗っていたメカがヤッターワン(仕様)
と言う細かい拘りもファンとしては興味深いシーンでした。
劇中の描写はありませんでしたが、
このドクロベエ様の姿を覗き見していたガンちゃん、アイちゃん達は
どう思っていたのでしょうか?
 
それに、何と言ってもゾロメカ戦が秀逸でした。
まず、善玉のたんす・鏡台・布団メカに続いて
押しかけ女房メカが登場したのに対し、
悪玉側は女房をもらってやろうと花婿メカを仕立てて対抗します。
すると、箪笥等を千切っては投げの大暴れをする
花婿のワイルドさも相まってか
互いに精巧に作られた事もあって、花嫁メカは花婿メカに惚れてしまい、
花婿メカもまた花嫁メカに惚れてしまい、両メカは結ばれる事になります。

結ばれた瞬間の両メカの「もらう」「あげる」の連呼
も可笑しかったですが
両メカは、花婿の実家であるドロンボーメカに戻って来ます。
ドロンボーは、戻って来た二人の仲を必死に引き裂こうとします。
何故かと言うと、二人が結ばれると爆弾が出来ちゃうからなのですが
花婿メカの「僕達の結婚を反対するの許せない!」
との強い抵抗に遭い、二人の誓いの口付けは行われてしまい
三悪はあえなく敗北すると言う結末に至るのでした。

非常に面白かったし、バックのBGMも良かったのですが、
結局どの辺がメカ戦だったのか?三悪は何がしたかったのか?
と言う疑問は消えません。
 
もう一つ、凄く面白かったのがインチキ商売。
今回の商売は何と神をも恐れぬ事に交番。
(警察官が商売なのかは置いておいて)

内容も信号無視だ、
ドロンジョ様の服を脱がせて公然わいせつだ、運転適性違反だ
と散々難癖を付けるように罪をでっち上げた挙句
何故か死刑を求刑し、その場で執行しようとした寸前で
ボヤやん扮する牧師が
「聖書によると百万円出せば救われると書いてある」
と言う具合にかなり手が込んでいました。

極めて理不尽度が高い商売でしたが、
三悪の手際が良過ぎて非常に面白かったです。
さらに直後、商売の上がりをネコババしようとしたボヤやんが、
ドロンジョ様の気まぐれによって
商売で使っていた首吊り台で首吊り状態にされてしまうのは、
いつもながら不憫ですね。
その際のドロンジョ様の
「ドクロベエ刑法によるとネコババは死刑に処すと書いてあるわねえ」
と言う台詞もツボでした。
 
今回のアイちゃん、登場シーンで
「天に代わって成敗する!いざ尋常に勝負!」
と相変わらず時代劇っぽい台詞での登場をします。
相変わらず格好良くて好きですが
こう言う台詞がきっかけで大衆演劇の世界に行った訳では無いと思います。

ところで、この台詞を言う前に
兵士にアイちゃんがシビレステッキを使うシーンで、
シビレステッキが数メートルもの長さに伸びていたのですが、あれは幻!?

あと、事件解決後に
「ミンミンさんを想うレイニャンさんの強い愛情があったからだわ!」
と明民と麗女の夫婦の絆の深さがあったからこそ、
問題を解決できたと言うアイちゃん、相変わらずませていますね。
…と言うのはさておき、
問題はこの台詞を言ってる時のアイちゃんのポーズでして、
手の甲を上にしたその…何と形容してよいのかは分かりかねますが…
とにかくそのポーズが何故か印象的でした。
 
ゲストはミンミンが安原義人さん、麗女(レイニャン)が滝沢さん
ミンミンを追い落とそうとして、
ドロンボーと結託する雷雷(ライライ)が飯塚昭三さんと豪華
安原さんと滝沢さんって、
まんま『ニルスのふしぎな旅』のモルテンとダンフィンですね。
それに皇帝が滝口さんなのですが、
この皇帝「朕思うに~でありんす」と言う花魁(おいらん)口調な上、
滝口さんの例の言い回しも相まって
凄い濃い味わいとなっています。こう言うの好きです。

気になったのが、
ミンミンの奥さんの麗女(レイニャン)を発見したガンちゃんの反応で
「あ、綺麗な人が来る」ってどう言う意味なんでしょうね?
(アイちゃんは特に反応しませんでしたが)

もしかすると、こう言う妙に惚れっぽくなっていた辺りが、
ドロンジョ様とのメロドラマに発展する前兆だったのでしょうか?

ヤッターマン感想(第82話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては82話「塚原ボケ伝だコロン」

(あらすじ)ドクロストーンを持つ塚原ボケ伝の元へ向かったドロンボーだが
一度目は失敗に終わり、今度は用心棒を雇ってボケ伝の元へ向かうが…
 
(解説)ドロンボーはボケ伝への弟子入りを装い、
ボケ伝を襲おうとしますがドロンボーを寄せ付けず撃退。

するとドロンボーは
修験者通せん坊、鎖鎌使い穴戸番軒、猟師田無しの権兵衛の三人
用心棒として雇い、再度ボケ伝に挑みます。
穴戸番軒って、知ってる人から見れば凄く可笑しいネーミングですよね。
事態はヤッターマンが現われ、
三人を倒す事でいつもの展開へとなだれ込みますが、
格好良いアイちゃんが見られるのは相変わらず良いです。

しかし、アイちゃんのシビレステッキが
番軒の鎖鎌の分銅に貫通したように見えたのですが、
シビレステッキって分銅より硬いの?

ボケ伝さんは、ドロンボーを撃退はしたものの、
弟子入り志願の一太郎に呆気なくやられた所を見ると
ドロンボーを撃退してのも偶然だったのでしょうか?
 
ゾロメカ戦は、善玉のランドセルメカと悪玉の学生カバンメカの戦闘で、
学生カバンメカがランドセルメカを圧倒するのですが、
善メカの内部に入っていた学用品メカの逆襲に遭い
(学用品メカは電子頭脳と言うべき
コンピューターが組み込まれた一種のロボット)
やられてしまうと言う展開でして、
絵の具の筆にくすぐられ、なげきブタが笑っているシーンや
ドロンボーのコックピットに
「THE END」の文字が書いてある
爆弾風の弁当が届けられるラストが印象的でした。
 
今回のインチキ商売は、
どんな人でも天才・秀才と呼ばれるようになれる帽子の販売
なげきブタが突然登場したり、おだてブタの歌で客を煽ったりと、
テンポも良くドロンボーの商売の上手さが光っていました。

一方お仕置きはと言うと、
メカ戦敗北後、爆発に巻き込まれたふりをして物陰に隠れ、
朝になったら逃げ出そうとする三悪でしたが
それを見越したドクベエ様、
隠れる三悪に上から予告も無く巨大な帽子を降らせ、
辺りを永久に夜のままにしてしまいます。
これがお仕置きになりますが、
この場面の三悪のやり取りが非常に面白かったです。

それと後半、説明が必要な場面で
「今日は説明する間もなく…」と省かれたからか
その後説明が必要なシーンでも富山さんが
「今日はことごとく説明しない!」と反応するのも面白かったです。
 
ゲストは一太郎が鈴木れい子さん、ボケ伝さんは滝口さん
ボケ伝さんに弟子入りしようとしていた孫の一太郎を心配するお婆さんを
アイちゃんが
「じゃあお婆さん、気を落とさずに待っていて下さいね!」
と励ますシーンは、
アイちゃんの頼りになる感じの台詞回しが良かったです。

あと、ヤッターマンの登場時にボヤやんが、ガンちゃんとアイちゃんを指して
「マンネリ息子にマンネリ娘」と揶揄するのは、
何と言うか…
気持はよく分かりますね。

ヤッターマン感想(第80話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては80話「サトミ三犬伝だコロン」
(あらすじ)ヤッターマンは
ドクロストーンの手掛かりを持つミツ姫を助けようとするが
姫は首飾りに導かれて現れる三人の勇士の助けを待っていた…
 
(解説)おだてブタの歌、メカ選びのお見合いダックが初登場します。
おだてブタの歌は「男だね、天才だね、秀才だね、人間国宝だね」
と言うドロンジョ様のおだてで出てきたおだてブタに
テーマが作られた事がボヤッキーにより紹介されます。
曲が流れると、ノリノリのドロンジョ様が例によって調子に乗って
「♪ドロンコおだてりゃ~ボインが揺れる~イェイェイェイェイイェイイェイ」
と変え歌を歌いつつ暴走します。

直後、我に返って「何やらせるんだよ!」とボヤやんを蹴飛ばすのも面白いし
巻き添えで酷い目に遭ったボヤやんが
「♪ボヤッキー蹴られりゃギャ~と泣く」
変え歌で返すのがとても面白かったです。
 
ヤッターマンの登場シーンは、
いつもドロンボーの前にヤッターマンが現れるのがパターンですが、
今回はミツ姫救出の侍をヤッターマンが集めて現場に向かう所を
ドロンボーが急襲すると言う珍しい展開になっていて
「ドロンボーがいる限りこの世に正義は栄えない!
いざ純情に、あっ!勝~負~!」と言うドロンジョ様の口上が披露されます。
「尋常」ではなく「純情」なのがドロンジョ様らしい点でしょうか?

ただ、ここでヤッターマンのように目が光る訳ではなく、
「サンマの目の腐ったようなまなこ」のままだった為
アイちゃんったら「そうよ!(汚い)心のお洗濯が先ですよ!」
なんて酷い突っ込みを入れちゃうんですよ。
ただ、酷い物言いではありますが
「心のお洗濯」とはアイちゃんらしい表現で、何だかんだ言っても良いですね。
 
ゾロメカ戦は、善玉のバットメカと悪玉のボールメカの野球対決で
野球にちなんでの
アイちゃんとドロンジョ様のチア合戦があるのも見所でしたが
「同じ応援でもこちら(ドロンジョ様)がやると
何故かお嫁の貰い手が減ると言う感じ」とアイちゃんの応援を比較対象に、
ドロンジョ様の応援を揶揄するのが面白かったです。

一方、アイちゃんの「フレフレ、ヤッターズ!」
と言う声援が可愛くて良かったですが、チアガール姿のアイちゃん
顔隠してないのをばっちり見られていたのは良いのか?
ゾロメカ戦自体は悪玉の勝利に終わったものの、
悪玉のボールメカが使い物にならなくなり守りが出来なくなった
と言う理不尽と言うか、御都合主義と言う理由により、
案の定ドロンボーメカへバットメカの猛攻が始まります。

窮地に陥ったドロンボーですが、
今回のボールピンメカに搭載されたボーリングの球の中にある
超メガトン級の破壊弾を使い一発逆転に賭けるものの
バットメカの猛攻によって最後はいつもの通りとなるのでした。
あと、爆弾を説明するシーンでのボヤやんの
「説明しようかな!?」と言う言い回しがとても面白かったです。

インチキ商売は
三万円の参加料で百万円の優勝賞金が貰えると言うボーリング大会。
しかし大会はストライク連発で絶対決着が付かないと言うドロンボー式で
白熱する大会の最中、
出場者120名からふんだくった360万円?を手に
ドロンボーはずらかるのでした。
にしても、ガターになったボールが戻った時点で
出場者は何故インチキと気付かないのか?

ゲストキャラは猿山大全が池田さん、ミツ姫が滝沢さん、三犬の一人が富山さん
ボヤやんが、ドロンジョ様の尻を後ろから押した事を
「会津若松の駅で尻押し部隊のアルバイトやってたからつい癖で…」
と言い訳していましたが、そんな過去があったのか…

ヤッターマン感想(第73話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては 73話「釜ゆでゴエモンだコロン」
 
(あらすじ)義賊ゴエモンが狙う城の蔵に
ドクロストーンがあると知ったドロンボーはゴエモンを密告し、
ドクロストーンを手中に収めようとするが…
 
(解説)今回良かったのが、アイちゃんのヒッチハイクが見られる点
場面は登場と同時に「あ~んもうダメ!疲れちゃったわ」
と珍しく弱音を吐くアイちゃんから始まります。
ハイキングをしていてずっと歩き通しだったので
足が棒になってしまったのが原因なのですが
アイちゃんの機転の利くと思う点が、
ここで発想を転換してヒッチハイクを始める所です。

この時の「よ~しヒッチハイク決めちゃお~っと。ウフッ、止まって~」
と言う台詞、まず「決めちゃお~っと」って言い回しが可愛いですし
「ウフッ」って言い回しまで聴けると言うのが贅沢です。
この台詞で、ファンとしてはますますアイちゃんの虜になってしまいますが、
何と、車を運転中のボヤやんまでも運転を止め
「でも、あたし好みの女の子なんだもん」
とアイちゃんに魅了されてしまうのでした。
そのボヤやんを見たドロンジョ様が
アイちゃんにちょっとした嫉妬を見せるのも面白い点です。
 
ドロンボー側の見せ場も多く、
一番面白かったのがメカ内部で落下するボヤやんが
大胆にもドロンジョ様の胸元目掛けて着地しようとするシーン。
「待って!ここスローモーションで行きます。
ドロンジョ様、行き掛かり上貴方の上に重なりますよ~」
と言いながらボヤやんが落下してくるものの、これをドロンジョ様が
「スカ!私はクッションじゃないのよ」と絶妙のタイミングでよけると
「こんちまた上手上手、逃げるの上手いなあ~」
とおほめブタの絶妙の突っ込みが入るのがまた面白かったです。

今回は他にも、立ち食い蕎麦屋で「あなたの蕎麦が美味かった」
とドロンジョ様が食べている蕎麦を伝って
無理やりキスに持ち込んでしまったり
ボヤやんの大胆な行動が目立ちました。
 
また、アイちゃんの
「この世に悪がある限り世界の果てまで突き進む!」と言う口上に対抗して、
ドロンジョ様が「この世に正義がある限り宇宙の果てまで突き抜ける!」
と同じような台詞で返すドロンジョ様の負けず嫌いさも面白かったですし
この台詞に何故か反応し「可哀想可哀想、またまた負けるのね~」
と不吉な事を言うなげきブタに対し、ボヤやんが
「それ言っちゃ駄目!まだやってみなきゃ分からないでしょ!?」
と突っ込むのは、何度見ても面白いです。

しかし負け癖が付いていて、時
々明らかに負けが分かると
手を抜いているような気もするボヤやんが言っても説得力は無いような気も…
 
それと、ヤッターマンの口上に先立ってドロンジョ様が
「ドロンボ~た~だ~い~ま~さ~ん~じょ~う~
ドロンボーがいる限りこの世に正義は栄え~な~い~」
と決め台詞を発した上、
ボヤやんが用意したきらりと豆電球によって瞳が光る演出まで
ヤッターマンの登場シーンを徹底してパロディしております。
ボヤやんが「光った、光った~」と喜んだり、
安っぽい(ファンの皆様済みません)決め方がドロンボーらしくて笑えました。

ギャグばかりではなく、
今回はボヤやんが作り出したヤッターブル用の偽メカの素の為、
ブルが中々メカの素を食えないとと言う
と言うお約束を逆用したシーンも見られます。

ただ、このメカの素が食えず混乱しているブルを鎮める役目が
アイちゃんじゃなかったのは、ちょっと個人的には残念でしたね。
 
ゲストは、目明しの声がはせさん治さん
あと、ゴエモンを釜茹でする際の役人の声が滝口さんでした。

今回のインチキ商売はホテル。
大理石風呂を代理石風呂と誤魔化したりと適当に客をもてなした?挙句、
毒キノコで客を痺れさせ有り金をふんだくると言う、
被害者には申し訳ないが三悪の手際の良さに惚れ惚れしてしまう物でした。
今回は指令の後のドクベエ様の爆発をボヤやんが予見して
シェルター風の壁を作ると言う対抗策を講じます。
ところが、ここでドクベエ様が爆発せず去って行くと言うのは、
マンネリ回避と言う名のドクベエ様の嫌がらせなんでしょうね。

あと、ガンちゃんが腹を壊し、
困っているアイちゃんの台詞が
心からガンちゃんを心配している感じがして、印象的でした。

ヤッターマン感想(第71話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてはベストエピソードの一つ
71話「泣き虫鉢かぶり姫だコロン」
 
(あらすじ)ドクロストーンは鉢かぶり姫の被る鉢である
と言う指令を受けたドロンボー
早速鉢かぶり姫の動向を探るが、
姫は末津庫と言う領主の息子に助けられていた…
 
(解説)「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」
と言うアイちゃんの決め台詞が今回も登場します。
「栄えないわよ」
純朴な少女みたいな言い回し(ちょっと大空小百合風?)が素敵ですし
台詞の際の決めポーズがちょっと色っぽいように感じました。

また勝利のポーズの際
いつもならガンちゃんが「一丁行こうか!」と促す所で
アイちゃんが
「めでたい所で、いつもの奴一丁やりましょうか!」
と促す場面もあります。
「一丁やりましょうか!」と言う改まった言い方は、
アイちゃんらしい上品さを感じさせて良いですね。

さらに、ゾロメカ戦ではアイちゃんにオモッチャマ、コパンダまで加わり
(ガンちゃんは不参加)
善玉のトマトのゾロメカを「フレフレートマト!」と応援する場面もあります。
アイちゃんのチアガール姿は、今回も可愛らしかったです。
(映る時間は少ないですが)
 
今回特に面白かったのがゾロメカ戦。

まず善玉のトマトメカが登場すると、ボヤやんの脇にいる筈のドロンジョ様
「馬鹿らしくてまともに付き合っちゃいられないんだよ。
お前達勝手にやっておくれね」
とやる気を無くし、入浴してしまう有様(ボヤやんも覗こうとしますが、当然失敗)
しかしドロンジョ様の御墨付きを得たボヤやん、
「相手に合わせて適当に」ボケナスメカを出し、
ドロンジョ様の知らぬ間にヤッターマン側と協議し
メカ同士のクイズ合戦で決着を付ける事になります。
 
クイズ合戦は合間にドロンボーのやり取りを挟みつつ、
善悪双方ともメカを減らし
最後の一体同士の対決で勝敗は決する事になります。
ここでボヤやん、出題の芋俵ドクロ之助先生の手元の問題を細工し、
勝ちに行きます。

ところが、ここでさらにオモッチャマ達が細工を行い、
最終問題「リンゴジャムはイチゴから作るのである」と言う問題を誤答し
今回も悪玉は敗れ去るのでした。
敗れ去った後、なげきブタに
「うー可哀想可哀想何故何故失敗するの」と言われたドロンジョ様が
「こんな物ばかりに凝るからだスカポンタン!」
に八つ当たりするのも面白いです。
 
今回のインチキ商売は
柿右衛門の子孫ガキ右衛門(ことトンちゃん)の陶器の販売。
しかし売れ行きが芳しくないと見るや中にダイヤが入っている等
露骨な煽り文句を付けて、売りまくる
(中に入っているのは「タイヤ」)のが面白かったです。
他にも鉢かぶり姫の情報を収集する為に、
船頭を上手く担いだドロンジョ様にボヤやんが「頭良いなあ」と言うと
ドロンジョ様が「伊達に東大出てないよ!」と返す場面は、
ノリが良くて良いシーンだったと思います。
(ちなみに、これは本当の意味で”東大を出ていない”と言う意味です)
あと、ボヤやんがメカの製造資金をネコババしていた事実
ドクベエ様に暴かれるシーンもあり、
怒り心頭のドロンジョ様が
「このスカスカスカスカスカポンターン!」と詰った上に、ボヤやんをどつくと
更に口の中に隠していた小銭までもあらわになると言うシーンもありました。
 
ゲストは末津庫が森功至さん
今回は、何故か末津庫達ギャラリー付きでメカ戦が行われますが
姫が末津庫の母を爆破の際に飛んできた岩から庇い、
鉢が壊れるシーンの為に必要だったのでしょう。

ヤッターマン感想(第70話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては 70話「くらい山のひよ若丸だコロン」
 
(あらすじ)ひよ若丸が持つと言うドクロストーンを狙うドロンボー
ところが、ドクロストーンは九条大橋にいるフンケイの手に渡っていた…
 
(解説)うす暗い森の中を
「薄気味悪い所ねえ」気味悪がりながら歩くアイちゃん、
挙句ガンちゃんに抱きついたり、
ガンちゃんと二人の世界に入り込んだり、いちゃつきまくります。

この場面は「ボッチも怖いでコロン」と言うオモッチャマに
ガンちゃんが「ロボットにそんな感情なんてある訳無いだろ!」
と思わぬ暴言を吐くわ、オモッチャマも
「それは独断と偏見でコロン!ボッチだって怖いんだよ~!」と反論したり、
キレたオモッチャマの
「離れて歩けよ~」との突っ込みがあったり中々面白かったです。
 
インチキ商売は美人喫茶ですが
(タダでお客を釣っておいて、後で金を回収するパターン)
美人はドロンジョ様一人…と言う事で
ボヤやんやトンちゃんも美人に扮し、お客の接待に活躍
最も、トンちゃんに接待されるお客の人なんか、
トンちゃんが接待してる事よりもコーヒーが不味い点
が気になっていたようなので
案外、見た目を気にしていなかったようにも思いますが…

直後、引っかかって上を見上げながら歩いて来る客を見たアイちゃんの
「上を見て、♪ボ~ラ~レ~だって…」と言う台詞が面白かったです。
あと、今回のアイちゃんの「アイア~イ!」は威勢が良さそうでしたね。
 
指令シーンではドクベエ様の爆発で
何とドロンジョ様がバラバラに!?と言うシーンがあります。
実はこれ、ドロンジョ様が
マネキンを使ってボヤッキー達の忠誠心を試そうとしたものでして
悲しがりながらも、ドロンジョ様の体のパーツに縋るボヤやんに対し
「お前達、台詞と体の向きが違ってんじゃないかい?」
と言われたボヤやんが露骨に態度を入れ替えますが
案の定、豪快にドロンジョ様に蹴っ飛ばされてしまいます。

直後のボヤやんの「地球は滅びても絶対生き残る女、それはドロンコ!」
と言う諦めのようなものを含んだ台詞回しが良かったです。
そう言えば、今回は視聴者発案のメカの葉書が紹介されていますが、
実際のドロンボーは視聴者のアイデアではありませんね。
 
今回面白かったのがメカ戦で
まずヤッターマン登場シーンでは
「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は栄えない!」
と言うお馴染みの決め台詞をガンちゃんに続き
アイちゃんが披露すると、何故かおだてブタが登場。
ドロンジョ様が「何だこのブタ、出番間違ってんじゃないのかい?」
と突っ込むと、おほめブタが登場するのが面白かったです。
 
さらに、ゾロメカ戦ではまず善玉側が洗剤とたわしのゾロメカを投入
これを見たボヤやん
”どうやら負けそうなんでゴマすり出した”などと適当に反応しますが
洗剤とたわしを利用しメカが徐々に分解され、
ついにはメカも泡まみれとなります。

ボヤやんの
「慌てても 泡にやられて ああ哀れ」と言う川柳も飛び出しますが
ここでボヤやん、
本来なら
コックピットから分離してボタンを押すと発射される弾道弾が、
分離せずにボタンを押してしまったので
コックピットのまま発射してしまう
と言う致命的なミスを犯して自滅するのでした。
そして自爆後にはコックピットメカ総登場のおまけまであります。
 
ゲストはひよ若丸が千々松幸子さん、和尚が宮内幸平さん、
フンケイは池田さん
”フンケイが暴れて世間の苦情が高いので九条大橋”
と言うネーミングも面白いし
ドクベエ様が
「腕白でも良い逞しく成功するだべ~」
当時の丸大ハムの宣伝文句をパロディするのも面白かったです。