つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

艶と儚さ

2014年07月12日 | 声優列伝
麻上洋子さんは“声優を目指して声優になった最初の声優“と言われ、
1970年代の女性声優の中でもトップクラスの人気を誇りました。
 
現在は岡本茉利さんのファンサイトを運営していて
茉利さんの声に非常に大きな魅力を感じている私ではありますが
茉利さんと似た面を持ちながら、違った魅力を放つ、
麻上さんの艶のある声も大好きです。
 
麻上さんの演じられた役の中で私が一番好きなのは
『名探偵ホームズ』のハドソン夫人です。
ハドソンさんは、出番は特定の話以外だとそんなに多くないんですが、
特定の話(「ドーバー海峡の大空中戦」等)での活躍も強烈ですし
普段の回でも、何気ない一言において
妙に艶っぽい台詞回しを見せる事から、かなり印象的な役所だと感じました。
 
ただ、麻上さんの代名詞である『宇宙戦艦ヤマト』の森雪
ハドソンさんより後に見ましたが、
ハドソンさんより(当然ながら)出番も多いし、色々と印象的な部分が多く
ハドソンさんと甲乙付け難い位、私は好きです。
 
そんな麻上さんですが、ご存知のように
現在は一龍斎春水と名乗り、講談師としての活動をされています。
そうした安定した道から変わった世界に身を投じる
演技者としての生き方は
茉利さんに通じる面があると感じます。
 
ちなみに、麻上さんと茉利さんはタイプが割と似ているにもかかわらず
共演作は結構ありまして、好きな声優同士の共演と言う事で
印象に残る作品も多かったですが
麻上さんが森村愛ちゃんの友達役で出た『スパンク』
”ルンルン”に関連した
アイちゃんと麻上さんの少女のやり取りが印象的な『ヤッターマン』
は特に印象的でした。
 
(注・現在、麻上さんは講談名の一龍斎春水で声優活動をされていますが
麻上洋子の名前の方が馴染みがあるので、文中は麻上さんで通しております)

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