茉利さんが月美姉さんを演じた代表作の一つ『てんとう虫の歌』には
原作とアニメで大きく違う部分があります。
その違いとは両親の死因でして、
原作だと、月美姉さんをはじめとする
一週七兄弟が福引で当てた海外旅行に
両親を行かせた所、乗っていた旅客機が墜落し
両親が死亡したと言う設定で、ちゃんと作中でも両親が死に
悲嘆に暮れる月美姉さん達と言う場面も描かれていました。
これがアニメだと、両親の死因は病死と言う事になっている上
劇中で、両親の死については特に描かず、既に死んでいる事にして
初回から一週七兄弟の暮らしを描くと言う変更がなされていました。
おそらく、原作そのままの設定でアニメ化すると
あまりに浮かばれないと考え
スタッフが設定を変更したのだと思います。
原作だと交通事故で死んでしまう伊達直人を、タイガーマスクを辞め
海外へ旅立つというラストに変更した
『タイガーマスク』のアニメ版ラストに通じるものがあります。
(最も、続編アニメ『タイガーマスク二世』では
伊達直人は死んだ事になっていますが)
ところで、『いなかっぺ大将』の大ちゃんがゲストで出演する話ってのは
原作の方にも実際にあった話なのでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます