つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ハニー徹底比較(永野ハニーの性格編)

2019年02月09日 | 懐かしアニメ
前回は増山ハニーの性格について取り上げましたので
今回は永野ハニーの性格についてです。
これも性格と言うより、個人的に感じた魅力のまとめ
と言った方が正しいかもしれません。
 
・永野ハニーは、増山ハニーより真面目な印象が強いです。
増山ハニーは、戦闘時こそ父親の仇を討とうとする
凛とした女戦士ぶりが強調されていますが
普段は前回もご紹介したように、軽い所が結構あるんですよね。
 
一方の永野ハニーの場合
父の如月博士と生き別れ(途中で亡くなりますけど)たり
陰のある双子の妹(葉月聖羅)が現れたり
背負っている物が色々あったからか
増山ハニーのように軽い所を見せる機会が少なかったように感じました。
 
永野さんの声や演技が気丈で真面目なハニーのキャラに合っていたので
これはこれで良かったと思います。
 
ちなみに後半、如月博士も聖羅も退場した後は
永野ハニーも多少軽い所を見せるようにもなってきて
キャラクターの幅は広がったようには感じられるでしょう。
 
・永野ハニーの真面目な印象を私がより確かに感じたのが
父親の如月博士を「お父様」と呼ぶ点でした。
 
増山ハニーは、如月博士をパパと呼ぶ事が多かったので
(稀にお父様と呼んだ事もありますが)
この辺りもキャラの違いが感じられる点ではないかと思います。
 
・あと、永野ハニーは間違いなく
増山ハニーより少女っぽい所があるように感じました。
別な言い方をするなら、女々しいと言える所もあったとも言えるでしょう。
 
そうした点は、旧来のハニーファンからは
どうかと思われる所だったかもしれませんが
永野さんの少女っぽい可愛らしい言い回しによって
ハニーが魅力的に感じる時があったと個人的には思いますので
良いんじゃないかな?と思っています。
 
感じ方は人それぞれと言う事で…
 
・真面目なイメージがある永野ハニーではありますが
七変化してる時は、割と軽いノリでパンサー怪人等を翻弄する事が多いので
コミカルな雰囲気を見せる事が多かったです。
 
メインの七変化だと、ナースハニー、スクープハニー辺りは
特にコミカルな持ち味を発揮していましたね。
 
・永野さんがハニーを演じる時に時々見せる小悪魔っぽい言い回しは
意外と魅力の一つではないかと個人的には感じます。
 
キューティーハニーに変身した後
永野ハニーの場合「あなたの人生 変わるわよ!」
とフルーレを手に格好良く決めてくれますが
この「変わるわよ!」が時折、何とも小悪魔っぽい言い回しの時があって
何か魅力的に感じるんですよね。
 
小悪魔的なハニーの言い回しで特に印象に残っているが
ハニーをおびき出す為に現れた怪人を前に
ハニーが「随分自信があるようね」と小悪魔的に言い返すシーンです。
 
ハニーが小悪魔的な言い回しを見せ、余裕を感じさせる所が
非常に格好良いと言うか妙に頼もしく感じられて好きなシーンです。
 
ただ、この後本当に怪人にやられて
大変な目に遭うのが何とも言えない所ですが…
 
あと、前にも書きましたが、パンサー怪人の矢で青児の虜になってしまい
青児をたらし込もうとした時の
「だったらあなたを奪い取るだけよ」と言う言い回しも
非常に魅力的に感じました。
 
・もう一点、永野さんの言い回しで魅力的に感じたのが
キューティーハニーが危機や切迫した状態になった時の
緊張感ある真面目な台詞の言い回しです。
 
特に印象に残っているのが
キューティーハニーが怪人によって一時的な失明状態にされ
その状態で、再び怪人の前に現れるものの怪人から
「その目でまともに戦えるの?」と嘲られた際に
フルーレを構え「私は負けない!負ける訳には、行かない!」
と言い放つシーンですね。
 
永野さんの特に力の入った「負けない!」の言い回しが
ハニーが奮い立って戦っている様子を強く感じさせて
その健気さに、見ていて肩入れしたくなる所もありました。