つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

衝撃!菊千代死す

2013年06月01日 | 時代劇
二週に渡って『隠し目付』シリーズに関してお送りしましたが
このテーマのラストは、最終回についてです。
『隠し目付参上』の最終回で衝撃だったのが、
事件解決後、悪をはめる為に作った偽の宿場を
屋台崩しの要領でぶっ壊す大掛かりなシーンをバックに
“完”と言う文字が現れるラストでした。
そのあまりの唐突さに
劇中で竜雷太さんが死んでしまったのも霞む有様でした。
 
一方の『江戸特捜指令』の最終回で衝撃だったのが
あのからくり人形の菊千代に爆弾が仕込まれてしまい
菊千代が非業の最期を遂げてしまうシーンでした。


最初は、多分解体して助かるパターンかな?と思っていただけに、
爆発して菊千代が部品だけになってしまったのを見た際には、
まさかここまでやるとは…と驚いたり、
爆発直前の少し悲しげな菊千代の姿にこちらも悲しさを覚えたり
複雑な気分になってしまいました。
 
しかし菊千代の最期って、よく考えると『ジャイアントロボ』や
『大鉄人17』のラストにも通じる
ものがあるような気もしますが…

菊千代=菊池よ??

2013年06月01日 | 時代劇
今回は前回紹介した「隠し目付参上」に続き、
隠し目付シリーズ第二弾「江戸特捜指令」を紹介してゆきます。
シリーズと言っても、(ゴリさん等)出演者が一部被っていたり
からくり三太が菊千代と名を改めて登場する点は前作と同じです。

ただ、
地獄に落ちてウジ虫になれ!
と言う素晴らしい決め台詞が、いつの間にか消えてしまったり
菊千代が三太より影が薄い等は残念ですが…
 
前作との違いは二つあり、
まずは、悪人をはめる芝居が前作にも増して大掛かりになった点
荒野に屋敷を作ったり、船が空を飛んだり等々、
実際に見ていただくとその奇想天外な発想に驚かされる事請け合いです。
 
もう一つが主人公の中村敦夫さんでして
中村敦夫さんと言えば代表作『木枯らし紋次郎』の
クールなイメージを持たれる方も多いと思いますが
この作品では主人公の戯作者(現代で言うなら脚本家か作家?)でして
悪人をはめる大仕掛けの台本を書くのが劇中での役割となりますが
悪人をはめる際、様々な役柄に状況に応じて(主にじじい役が多い)
嬉々として変装し、コミカルに悪人と渡り合うと言う具合で、
あの紋次郎の中村さんがここまで…と感想を抱く事、請け合いです。
 
ただ、中村さんは後の『雪姫隠密道中記』でも
似たような役回りを演じていましたので、
むしろ変装したりする役所が好きなのかな?と言う気もしますが…
 
あと、「特捜指令」は劇中の音楽が菊池俊輔先生でして
オープニングテーマも良いですが
特に立ち回りで使われるEDのアレンジ曲が、格好良くて好きです。
(ちょっとキャシャーンのEDに部分的に似てると思いますけどね)