つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

わが心のアラレちゃん

2013年06月22日 | 懐かしアニメ
私が最初にアニメに興味を持った頃によく見ていた作品の一つが
『Drスランプ アラレちゃん』だったと記憶しております。
 
そうした経緯もあってか、センベエさんを演じた内海賢二さんが亡くなられ、
アラレちゃん役の小山茉美さんが追悼文や葬儀の際に
小山さん(演じるアラレちゃん)が内海さん(演じるセンベエさん)へ
強い想いを感じさせるコメントを出されていた
のは、
いい歳をしてお恥ずかしい限りですが、相当心を打たれました。
 
『アラレちゃん』は私のアニメ好きとなった原点と言える作品の一つで
子供の頃に見て以来、中々見る機会が無かったものの
最近、20年ぶり位で改めて見る事が出来ました。
 
前に真面目に見た時から20年も経っていると
(原作は既読なんですが)正直言って内容はほとんど覚えていないので
作品自体、新鮮な気持ちで見る事が出来ました。
筋立ては割とベタなギャグやストーリーで構成される話が多く
(中にはここまでやって良いのか?ってレベルのキツいネタも少々…)
思い出補正ってのも多少はあるのでしょうが
ベタな展開好きな私にとっては非常に面白く楽しめる内容でした。
 
実際、幼い時分にどのような感情を持って
『アラレちゃん』を見ていたのかは定かではありませんが
今見るとセンベエさんは、
所々首を傾げるような行動や言動を見せる事もありますが、
愛嬌はあるし、基本的に非常に良い人なのが好印象でした。
有名な“三分間しか持たない劇画調演技”
“ギャグ調演技”の切り替えもいつもいつも素晴らしく
内海さんが思い入れたっぷり、かつノリノリで演じていた、と言うのも
非常に伝わってきました。
 
あと、変な意味ではなくアラレちゃんが可愛いなあと感じますね。
小山さんの喋り方は言うまでもありませんが、
仕草なんかも可愛らしさを上手く表現できていると思います。
もう一人、密かに好きなのが、木緑あかねことあかねちん。
いたずらにしては洒落にならない事をしたりするんで
普通だと、ちょっと…と思う所ですが、
杉山さんの愛嬌ある声と台詞回しの為、何か小気味良く感じられるし
何とも言えぬ可愛さも感じられます。
 
他にも大竹宏さんの台詞回し&子分の千葉繁さんとのやり取りが秀逸な
ニコチャン大王主従等々、魅力的なキャラが多いし
(ややマイナーな所だと、桂玲子さん&松島みのりさんの
チビルくん&モラスちゃん弟姉も好きです)
菊池俊輔先生の数々の名曲も印象的な『アラレちゃん』は
(私みたいに)ハマる人は今でも十分にハマる作品だと思います。