つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

時代劇ナレーター列伝

2011年10月22日 | 時代劇
時代劇のナレーターは
1ナレーター専業(かアナウンサー)の人が担当
2声優(か声優兼業の俳優)が担当する
3その他
 
この3パターンに大別できるかと思います。
 
ナレーター専業の人で有名なのは芥川隆行さん
「水戸黄門」等のナショナル劇場をはじめ、多くの時代劇や
現代劇などでも数多くのナレーションを担当された名ナレーターです。
既に色々な方が語られていますが
七五調の独特の芥川節は味があって、私も非常に大好きです。
 
あと、大河ドラマはNHKのアナウンサーの方が
ナレーションを担当される事が多いですね。
 
一方、必殺シリーズのオープニングナレーションなんかは
ある作品だと正統派の芥川さんが起用されたかと思えば
桜田淳子さん、宇崎竜童さんが起用される事もあったり、
変化に富んでいました。
 
そして、声優や声優兼業の俳優が担当するケースも数多く
代表例で言うと小池朝雄さん(影の軍団他)
小林昭二さん(萬屋版鬼平、騎馬奉行他)
鈴木瑞穂さん(日テレ年末時代劇他)
納谷悟朗さん(新五捕物帳)
小林清志さん(同心暁蘭之介他)
柴田秀勝さん(佐野黄門時代の水戸黄門)が思い出されます。
 
時代劇での声優ナレーションで個人的に特に好きなのが
『暴れん坊将軍』の若山弦蔵さ
『大江戸捜査網』の黒沢良さんです。
黒沢さんは「死して屍拾う者無し」
でおなじみの“隠密同心心得之条“や、
「隠密同心、それは旗本寄合席内藤勘解由に命を預け…」
と言った具合に、
大仰に読み上げるオープニングナレーションのインパクトは
抜群でした。
また、黒沢さんと言えば個人的には息も切らせぬ口調の
『江戸の牙』のオープニングナレーションも好きです。
 
一方の若山さんは、上様や菊池先生のテーマと並んで
『暴れん坊将軍』の代名詞と言える位、
長い事ナレーションをされているだけに
私にとって、強く印象に残っております。