つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

水戸黄門の最高傑作

2011年10月08日 | 時代劇
『水戸黄門』の面白かった時期
と言うと色々な意見があるかと思いますが
私としては東野黄門、里見助さん、横内格さんに
弥七、お新、八兵衛と言うメンバーが登場する
三部から八部が一番好きな時期に当たります。
現在、地元で前述のメンバーの登場する
『水戸黄門』第四部再放送されていますが、
個人的には三から八部の中でもこの第四部は
面白さで言うと、頭一つ抜けてるかな?と思っています。
 
まず、面白いのが旅のきっかけとなる
謎の絵師石塚清雅(中丸忠雄さん)の存在。
この清雅と言う人は良い者ですし、ちゃんとした目的があって
御老公の旅のお供に付く事になるのですが
本当の素性や目的を御老公にだけしか明かしていない上
見た目も(失礼ながら)胡散臭さ満点と言う風体ですので
助さん格さんは「コイツ、怪しい奴だろ」と当然疑うし
あの八っつぁんにすら、疑いの目で見られると言う、
一行のお供にしては珍しい人物でした。
 
第四部の中と言うより、私が水戸黄門の全ての話の中でも
三本の指に入る位好きなのが
「七人の暗殺者」と言う
一人一人得物が違う凄腕の七人の兄弟が湯治場を占拠し、
善玉の家老を暗殺しようとするのを、一行が阻止する話です。

七人の暗殺者を知力と腕で次々に一行が仕留めて行く
水戸黄門とは思えない展開が見られ
本当にワクワクさせられました。
中でも、凄腕の鉄砲使いと
弥七親分の対決シーンが格好良かったですね。
 
ただ、第四部の唯一の欠点としては
お新さんを演じる宮園純子さんが出産される関係で、
出番が少ない点です。