つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

水戸黄門第三部 改造人間現る

2008年05月17日 | 時代劇

前回に続き『水戸黄門』第三部ネタです。

弥七親分を仇と狙うお新さんでしたが、
ある話(場所は今の名古屋付近)で
同士と思っていた藤吉の裏切りに(ようやく)気付くと、
呆気なく悪から足を洗い、格さんの手助けにより、藤吉の片腕を切り落とし
斬られた藤吉は夜の激流に消えます。

さて、これで藤吉を討ち取りめでたしめでたし・・・
かと思うとさに有らず、ここから信じられない事が起こるのです。
何話か話が進み、忍びの里伊賀上野を黄門様一行が訪れ
悪党一味の忍びと戦うお新さんの前に、突然謎の助っ人が現れます。

呆気なくばらすと、この助っ人こそ

先ほど、激流に消えたと紹介した藤吉だったのです。
帰って来た藤吉は、パワーアップして帰って来たのですが
この辺りはまだ、理解出来なくはない話なんです。

ところがその改造された姿が
一応は時代劇に合う姿こそしておりますが、
実はかなり洒落にならない姿なのです。

格さんに斬られ、失った片腕が

鋼鉄に改造され、
しかも指からは指鉄砲が発射される

と言う、到底江戸の物とは思えない、
凄い技術を会得していたんですね。

大体、お新さんの前に藤吉が現れたシーン自体が


変な赤い煙を吹き上げながら
変な仮面をつけて登場して来る

ので、何度見ても

“ショッカー”紛いの悪の組織

に改造を受けたとしか思えないんですよ。
伊賀辺りには現代科学でも実現不能な
凄い技術者がいるんでしょうか?

この藤吉の凄~い姿が見られるのが、
第三部「忍びの掟・伊賀上野」と言う話です。

非常に拙い私の文での説明よりも実際にご覧いただければ、
このあまりにインパクトのあるシーンの凄さがご理解頂けるかと思います。

次回は藤吉・お新・弥七の因縁を
何とか完結に持っていこうと思っていますのでご期待下さい。