つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

水戸黄門第三部 完結編

2008年05月24日 | 時代劇

『水戸黄門』ネタの続きです。
前述の通り、藤吉・九郎太は黄門様を暗殺しようと
各地で様々な手を使って参りますが、いずれも失敗に終わり、
黄門様一行は遂に旅の目的地“薩摩(今の鹿児島県)”に到着します。
(ちなみに、この薩摩の回がこのシリーズの最終回なんです)

ここで、いきなりお新さんが敵の手に落ち
大麻みたいな草を使った拷問を受け
黄門様一行の居場所が敵の知る所となります。
黄門様の居場所を知った敵は
当然、追手を差し向け、黄門様一行は逃げます。
が、ここでいきなり


御老公が敵に撃たれる
と言う予想外の出来事が起きます。

しかも撃たれた黄門様は
助さん格さん達に「早く逃げろ」と指示した挙句、


爆弾を手に、崖下に爆死してしまう

と言う壮絶な最期を遂げます。
からくりを申しますと
敵を欺く為に、別の人間が黄門様の替え玉になって死んだだけなのですが
再放送で初めてこのシーンを見た時には、

「すげえ!黄門様死んじまったぜ(不謹慎)」
と、変に興奮したのも懐かしい思い出です。

で話題は藤吉に戻りますが、全てが上手く行ったと思っていた藤吉。
だが、そのアジトにいきなり弥七が乗り込んできて、
正気に戻った(と言うか最初から芝居をしていた)お新さんと二人で
仇の藤吉をようやく討つ事が出来るのでした。

その後、薩摩絡みの陰謀は、

天知茂の明智小五郎
よろしく墓場から生き返った黄門様によって打ち砕かれるのでした。

陰謀が打ち砕かれたとなると、
柳沢吉保の密命を受けていた成田三樹夫さん扮する
滅茶苦茶渋い柘植九郎太はどうなるのか?が気になるのですが、
九郎太は何と敵の手にかかる事無く、
使命を果たせなかった責めを負って
親分の柳沢の眼前で腹を斬る
のでした。
この最期も中々成田さんの渋さが光っていたと思います。

ところが九郎太を失った柳沢、今度は尾張藩(御三家の一つですね)と
陰謀の密命を結んでいた事を利用し、最後の勝負に出るのですが
最後の賭けも御老公に打ち砕かれ、結局幕政から退く事となるのでした。

(最も、後々設定がリセットかの如く、何食わぬ顔で蘇っておりましたが)
長々と書き連ねましたが、『水戸黄門』第三部のストーリーは以上となります。
(次回はおまけ)