一献一品出合い酒@焼津

小川漁港そば、うみえ〜る焼津2階にある「まぐろ茶屋」にて、静岡麦酒×しめサバ。沿岸漁業の水揚げ港そばの朝酒なら、近場で揚がるローカル魚とご当地工場ビールの、このコンビが似合う。

程よく汗をかいたジョッキに、涼感を感じつつ朝イチのググッ。水がいい地のビールだけに、軽いながらも麦の香りがビッと効く。サバは主要漁獲だけにしっとり柔らかく、ほのかなピンクの身からジュッと脂が強烈。締めてあるが酸味はほぼなく、青魚の奥行ある脂甘さが堪能できる。マグロやカツオ、磯自慢だけじゃない、大衆地魚と限定ビールの一期一会。

口開け直後でガラガラだった店内は、いつしか昼飯の客で満席に。赤色鮮やかなトッピング山盛りの丼や皿が行き交うのを見れば、締めの飯はこちらも大トロ丼か、鉄火丼か。一献一品の小さな酒宴、漁港そばで天下泰平なり。

定番店のスタンダード＠幸楽苑

　近所の桜が満開と聞き、花冷えの曇天を散歩したら寒くなり、道中で見かけた「幸楽苑」へ。会津ラーメンの定番チェーンで食べるなら、シンプルなスタンダードといきたい。

 という訳で、豚バラ中華そば。味玉をのせ、豚バラはスープに沈めて脂を柔らかくして食べるのが基本。皆さんの幸楽園の基本は？