駅前にあるそば店「よろづや」にて、御園竹常温×馬肉の煮込み皿。猛暑の蕎麦処にて信州そばで腹ごしらえするなら、佐久の地酒に郷土のスタミナ食な蕎麦前の、このコンビが似合う。
高温注意報の中、駅に降りたらすぐ避難とばかり、駅前そば店の戸をガラリ。昼飯をたぐる前に喉をしめらすべく、小振りな一合徳利にすぐ出るアテをオーダーする。薄くペナペナな赤身肉は、脂がほぼなくジャーキー風。煮込まれ染みた味がかむたびにじわりとにじみ出し、ほの甘やや辛の常温酒が引かれるように追いかける。猪口2〜3杯の酒には、盛りの軽めな小鉢。蒸し暑い中の城下散策前に、控えめな昼酒の一期一会。
蕎麦前を平らげ、そばをたぐり、支払う財布には小銭がいっぱい。50円玉を数枚混ぜさせてもらうと、当地ゆかりの武将・真田の六文銭を思わせるお勘定に。一献一品の小さな酒宴、信濃路にて天下泰平なり。
高温注意報の中、駅に降りたらすぐ避難とばかり、駅前そば店の戸をガラリ。昼飯をたぐる前に喉をしめらすべく、小振りな一合徳利にすぐ出るアテをオーダーする。薄くペナペナな赤身肉は、脂がほぼなくジャーキー風。煮込まれ染みた味がかむたびにじわりとにじみ出し、ほの甘やや辛の常温酒が引かれるように追いかける。猪口2〜3杯の酒には、盛りの軽めな小鉢。蒸し暑い中の城下散策前に、控えめな昼酒の一期一会。
蕎麦前を平らげ、そばをたぐり、支払う財布には小銭がいっぱい。50円玉を数枚混ぜさせてもらうと、当地ゆかりの武将・真田の六文銭を思わせるお勘定に。一献一品の小さな酒宴、信濃路にて天下泰平なり。