宮古てくてくさんぽ3

一年振りの田老、一年振りにまた防潮堤の上へ。案内人の話の重みは、時間が経っても人が違っても変わらない。

「あの日以来、海は見たくなかったが、もう恨まないことにした。海は育ててもくれたのだから」
「どんなに責任ある立場の人でも、何かあったら仕事を放って逃げるべき。家族が待っているのだから」
「てんでんこに逃げられるのは、絆があればこそだ」

帰ったらまた、会う人会う人にその言葉を伝えよう。それがこの地に来て、会った者の責務だ。

宮古てくてくさんぽ2

行き止まり式駅萌えの私、三陸鉄道小本駅へとやってきた。この先、田野畑方面はまだ不通のため、現状はここで折り返し。トンネル前で行き止まりになっていて、留置車両が見える。

復旧は間近と聞く。久慈方面へ、早く行き止まりじゃなくなることを期待。

宮古てくてくさんぽ1

行き止まり式駅萌えの私、岩手県の岩泉線へやってきた。1日数本の超ローカル線だが、終点の岩泉駅は2階建てのなかなか立派な駅舎だ。

しかし震災後運休中で、レール止めも草に埋れ何だか物悲しい。