定番店のスタンダード@日高屋

　春の陽気が心地よい週末の午後、遅い昼食をとりに、日高屋へ。麺にするには暖かくなった頃のオーダーは、丼もののスタンダードといきたい。

　という訳で、温玉うま辛丼。温玉を割って黄身に醤油を少々、ひき肉あんには酢をかけ回すのが基本。皆さんの、日高屋丼ものの基本は？

一献一品出合い酒@家飲み

残業後の深夜の帰宅にて、伊佐美×鯨の大和煮缶詰。仕事がたて込み遠出がなかなかできない夜なら、豪快な一升瓶焼酎にレア物ワイルドな缶詰の、このコンビが似合う。

大振りのマッコリ椀に、瓶を片手持ちで遠慮なくドクドク。間髪入れずグイッ、ブハッと空けてから、缶のプルをバカンとオープンする。分厚い赤身肉が甘ったるいタレにじっとり染み、ヒタヒタのを口に運べば獣肉のゴージャス感。押っ付ける椀をまたひと息に空けたら、気分はすっかり船の上。目の前はまさに大海、勇魚捕り気分な一期一会。

際限なしの一升瓶にいざなわれ、迎えの椀が止まらぬ夜。痛飲鯨飲ひとり酒の暁には、甲板にごろ寝のつもりで瓶を枕に高いびき。一献一品のエンドレスな酒宴、今宵も天下泰平なり。

日々是好食…白熊の夏、日本の夏

自分が子供の頃、「体を冷やさないように」「冷たいものを飲み食べ過ぎないように」が、夏休み前の生活指導で必ず言われることだった。それが最近は「冷房をちゃんとつけて」「水分をしっかりとって」とまったく逆に。猛暑日が連発するおかげで、夏の生活習慣も食習慣も、ここ数年でガラリと変わってしまった。

日中の灼熱下で体を冷やすのに苦心する中、手軽にクールダウンできるアイスはありがたい存在である。一撃必勝なら、鹿児島名物の「しろくま」が一番だ。激甘トロ甘の練乳の下には、粗挽きザクザクのかき氷がびっしり。シャリシャリと食べ進み、時折キーンとお約束のレスポンスが。トッピングにはイチゴやパインがたっぷりなのもうれしく、糖分にビタミンCも補給できる。大汗かいたあとにはいい回復系のアイスだ。

本場の白熊は高さ15センチ以上のボリュームで、じりじり痛い日差しの中であっさり平らげられた覚えがある。最近コンビニでカップで売られているのも、なかなかビッグサイズ。南国対応のローカルアイスが全国区になるほど、日本の夏が厳しさを増しているようだ。