暇人詩日記

日記のかわりに詩を書いていきます。

憎悪

2017-01-20 | 心から
馬鹿なやつらめ
おのれの発言も忘れ
信条もなく
不安に蓋をし
頭をかすめることもなく
悩める人を怠慢と笑い
あるだけの人を知りもせず
責任を口にするかたわらで
たやすく責務すら放棄し
人のせいにしてばかりで
おのれを省みる時には
鬱だなんだと自慰にふけり
仲間を敵と勘違いし
たやすく殺してのけ
殺したという自覚もなく
漫然と生きる
おまえの無自覚な刃物が
数多の人を殺してきたように
ずぶりと刺してしまおうか、
いや、いや、そんなものでは
馬鹿は治りはしないのだ
持っていると自覚すらしない
無防備なその刃をひっくり返し
足をかけて殺すのだ
無自覚に無自覚に死んでいけ
おまえの骸の上で
わたしは存分に笑ってやろうじゃないか

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