ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

メッカ

2012年05月23日 | 社会・政治

 イスラム教徒には様々な守るべき戒律があり、メッカの方角を向いて礼拝することはそのうち最も重要なこととされているのは日本人でもよく知っていることですね。
 で、イスラム教徒の宇宙飛行士を育成するという時、どこへ向かって礼拝すれば良いのかが、イスラム指導者の間で問題になったそうです。
 やむを得ず、メッカが存在する地球に向かって礼拝すれば良いことに落ち着いたとか。
 そこらへんは現実的というか、いい加減なのですね。

 しかしトルコのあるモスクで、メッカの方角を示す印が、60度ずれていたことが判明したそうです。
 そのモスクは築30年以上。
 結局そのモスクは取り壊され、このほど正しいモスクが建築されたそうです。

 めでたしめでたし。

 で終るのかと思ったらあにはからんや。

 そのモスクで礼拝を続けていた人々は、30年の間、イスラム教徒としての義務を果たしていたと言えるのかどうかが、イスラム指導者たちの間で議論になっているそうです。

 そんなことどうでも良いではないですか。

 それともその程度のことで地獄に落ちるとでも言うんでしょうか。
 そうだとしたらイスラム教の神様というのはずいぶんけつの穴が小さいということになりましょう。

 しかし、世の中には様々な考えの人がいるということを知らしめてくれるニュースではあります。

 彼らから見れば、大らかといおうか、なんでもありといおうか、時と場合によって氏子になったり檀家になったりクリスチャンになったりする宗教観を持った我々日本人のほうが、よほど奇妙に見えるんでしょうから。

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