ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

殺人犯

2011年04月25日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 香港のサスペンス「殺人犯」を鑑賞しました。

 良くも悪くも香港映画らしさが満開でした。
 派手で、演出過剰で、血がドバーッと出て、主人公の感情表現が笑っちゃうほど大げさです。
 まずはこの香港映画らしさに違和感を持たずに観られるか、という点で大きく評価は分かれるでしょう。

 香港のエリート刑事は美しい奥様と可愛い男の子と豪邸に住む二枚目です。
 連続殺人を捜査中、彼は犯人と思しき人物に襲われて気絶。
 前後の記憶を失ってしまいます。
 先輩の刑事は背中にいくつも電気ドリルで穴を開けられた上にマンションの7階から突き落とされて瀕死の重傷。
 植物状態になってしまいます。
 警察はやがて、エリート刑事に疑いの目を向けます。
 苦しむエリート刑事。
 しかし苦しむほど、状況証拠は彼が犯人であることを示すのです。
 そして長まわしの謎解明の場面。
 そうなの?と驚きますが、あざとささえ感じさせる過剰な演出です。

 正直私はあまりの大芝居と過剰過ぎる演出に、呆気にとられたというのが感想です。
 まあ、力作なんでしょうけどねぇ。 

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