ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

正月

2012年12月20日 | その他

 来年の正月は閑になりそうです。

 亡父が3月に亡くなり、正月は喪中。
 実家と同居人の実家での二つの新年会が無くなりました。
 同居人の実家は私が住むマンションから車で10分もかかりません。
 私の実家は車で40分ほど。

 どちらも気軽に行ける距離とあって、かつては元旦には昼間同居人の実家で宴会、夜は私の実家で宴会というダブル・ヘッダーでした。
 それはさすがにしんどいということで、ここ数年は私の実家の新年会を1月半ばの三連休にあてていました。

 今年は三が日を外して簡単に挨拶に行くだけ。
 気楽と言えば気楽、寂しいと言えば寂しいですねぇ。

 静かに来し方行く末を考える日々となりそうです。

 今年も残すところあと11日。
 あっという間のようでいて、一つ一つの出来ごとを思い起こして見ると、気が遠くなるような長い年月でした。
 これをあと17年もやらないと定年退職を迎えることはできないのですね。
 あまりに長い年月に、卒倒しそうです。
 しかも60歳で定年しても、年金は65歳までもらえません。
 5年間、どうやって生きたら良いのでしょうね。
 
 多分65歳まで定年延長になり、年金支給開始は70歳になるのではないでしょうか。
 払った年金を取り戻すためには相当長生きしなければなりませんね。

 私の目標は120歳。
 もはや人間を超えた仙人になるまで、矍鑠として生き抜きたいものです。


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韓国大統領

2012年12月20日 | 文学

 お隣、韓国の大統領選挙の結果がでましたね。
 韓国初の女性大統領、朴大統領の誕生です。
 反日左派で親北朝鮮の文候補が落選したことは、わが国にとっては良かったと言って良いんでしょうね。

 前評判ではかなりの接戦だったそうですが、どこの国もそうですが、サイレント・マジョリティというものは、大体において穏健な候補を選ぶものです。

 朴大統領に関しては、お父上の朴大統領が独裁的だったとか、日韓基本条約を強引に結んだ親日派だとか、主にお父上に関わるネガティブ・キャンペーンに苦しめられていましたね。

 戦後67年、韓国はいったいいつまで過去に拘り、わが国を誹謗中傷しつづけるのでしょうか。
 もはや馬鹿馬鹿しいほどです。

 それに比べて、なぜか同じ大日本帝国の植民地支配を受けた台湾は今も親日的です。

 先般、台湾で日本語の和歌を詠む歌人たちの集まりが開かれたそうです。

 天皇を 神と思ひし 彼の日々を 空虚なりしと 我は思はず

 外国人叙勲で、短歌の普及によって旭日双光章に輝いた台湾歌壇の元代表、鄭さん(88)の和歌です。

 鄭さんは戦後大日本帝国が台湾から去り、中華民国が乗り込んできた時、彼我の行動を比較して、大日本帝国の軍人や教師、役人が極めて高いモラルを保ち、台湾人の倫理規範に強い影響を与えてきたことを思い知らされ、日本文化に飢えていそうです。

 台湾には「台湾万葉集」という歌集が編まれているほど、和歌は普及していたようです。
 しかし、今では台湾で和歌を詠めるのは多くが80代に至っています。
 高齢化の進行によって、台湾で和歌が衰退していくのは寂しいことです。

 しかしその代り、台湾の若者の間では日本のポップ・カルチャーが大人気だとか。
 形は変れどわが国の文化は彼の国に強い影響を与えているようです。

 台湾では鄭さんが日本から勲章をもらったお祝いの宴の最後、今上陛下の生誕を祝う「天長節の歌」を大合唱してお開きになったそうです。

 天長節の歌です。

 

 わが国の民が、今現在の思考パターンや美意識を長い歴史と伝統の中で育んできたことを忘れ、新しい文化の創造に血道を挙げている姿は、私には滑稽に写ります。
 なんとなれば、新しい文化ですら、わが国民が育んできた伝統文化を背負っており、また、背負わなければ新しい文化など生まれえないからです。

 そのことを、台湾の老人たちはよく教えてくれます。
 東日本大震災に際しては、160以上ある国や地域の中で、台湾からの義援金が圧倒的に多かったと聞き及びます。
 わが国が危機に陥った時に、真に手を差し伸べてくれる地域や国はどこなのかで、その国や地域との親密度が測れるように思います。

 韓国が台湾とは全く違ったスタンスでわが国を責めるのは不思議でなりません。
 韓国人の皆さまにおかれましては、台湾の戦後の歩みを学ばれてはいかがでしょうか。

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グレイヴ・エンカウンターズ

2012年12月20日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜は久しぶりに震え上がるほど怖ろしい心霊ホラーを鑑賞しました。

 「グレイヴ・エンカウンターズ」です。
 米国の超常現象を取り上げる番組、「グレイヴ・エンカウンターズ」
 毎回なかなかの高視聴率をたたき出しています。
 日本でいえば、古くは「あなたの知らない世界」、最近では「本当にあった怖い話」といったあたりでしょうか。

 しかし「グレイヴ・エンカウンターズ」のプロデユーサーは、超常現象なんてまったく信じていません。
 適当にやらせでそれらしい映像を撮って、いかにもな番組をでっちあげているだけです。

 今回は1963年に廃止された精神病院の取材。
 番組を盛り上げるために、夕方撮影クルーが精神病院に入り、管理人に外から鍵をかけてもらい、翌朝鍵を開けてもらうことにして、徹夜での撮影に挑みます。

 そして、恐怖の一夜が始まります。
 怖ろしいのは、様々なラップ現象や幽霊の出現ではなく、朝になっても外は真っ暗で、管理人が空けてくれるはずの時間になってもドアは開かず、やむなく外に出られるはずのドアをこじ開けたら、ドアの向こうは外ではなく、病院の廊下だったこと。
 結局8時間精神病院跡にとどまるはずが、70時間以上逃れられない状況に陥ります。
 そして一人、また一人と謎の死を遂げていきます。

 ラスト、一人っきりになったプロデユーサーがプロ根性をみせます。
 すべてを録画したカメラに向かい、「グレイヴ・エンカウンターズ」でした、と最後の挨拶をするのです。

 この分けの分からなさ加減は名作「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」にも通じる後味の悪さを残します。

 久しぶりに震え上がりました。

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