昨日の晩は、多くの友人、知人から電話やメールをもらいました。
もちろん、NHKの番組を見てのこと。
改めて全国放送の威力を思い知りました。
なかには20年も会っていない学生時代の友人からの電話もあり、当然私が精神障害を患ったことなど知らず、非常に驚いた、という者もいました。
また、想像したより表情が良く、快方に向かっていることがわかってほっとした、というリワーク時代の仲間からのメールもありました。
どれも私を励まし、また、私が思い切って取材を受けたことを賞賛する内容で、良い友人、知人を得たものだと深く感謝しています。
精神障害に対する差別や偏見は今も根強く残っており、私がNHKの取材に応じることに、同居人は良い顔をしませんでした。
取材に応じることで、私が精神障害者であることが知られ、無用な差別にあい、症状が悪化することを怖れたようです。
しかし、私は、ほぼ完治した精神障害者の一人として、自分の経験をさらけ出すことが、今苦しんでいる同病者に少しでも希望を持ってもらえるのではないかと考え、取材に応じることにしました。
結果的に、それは間違っていなかったと思っています。
もしかしたら、今後、テレビ出演がきっかけで、嫌な思いをすることがあるかもしれません。
しかし私が少々嫌な思いをする不利益よりも、私の出演で勇気づけられる同病者が受ける利益のほうが大きいと、私は確信しているのです。
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