ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ノーベル賞受賞式

2012年12月11日 | 思想・学問

 昨日、スウェーデンのストックホルムでノーベル賞授賞式と晩さん会が行われたそうですね。
 わが国からは山中伸弥先生が医学・生理学賞を受賞。
 50歳と異例の若さです。
 ノーベル賞というともう第一線を退いたおじいちゃんが過去の業績でもらう、というイメージがありましたが、山中先生は現役ばりばり。
 これからも多くの業績を挙げるでしょう。



 晩さん会では奥様と二人の娘の着物姿が地元で話題になっていたとか。
 山中先生も紋付きで登場すればより注目を浴びたでしょう。
 ノーベル文学賞を取った川端康成がそうしたように。



 そして、ノーベル賞の話題になると、平和賞しか取ったことがないお隣、韓国が珍しくわが国を褒めまくるのが気持ち悪いですねぇ。

 自然科学系のノーベル賞が欲しくて仕方ないようです。

 しかし韓国ではパクリ論文や、実験結果の改竄がたびたび問題になっていますね。

 日本人のように失敗を繰り返してもしつこく研究を続けるという根気がなく、地道な努力が苦手なようです。
 それでいて、早急に結果を求めたがるのだから手に負えません。

 わが国では、考古遺物を様々な分析機器を使って自然科学的手法で調べるのが考古学の常識になっています。

 私が知っている韓国から留学してきた若い考古学者は、古代の豚の骨からコラーゲンを抽出し、豚が何を食っていたかを調べ、豚の家畜化がいつから始まったかを解明して博士号をとりました。

 ところがこの先生、ポスト・ドクターとして浪人中です。

 韓国に帰れば最も先進的な考古学者と呼ばれるはずが、韓国の考古学界では自然科学的手法はほとんど導入されておらず、帰っても職がないため、帰るに帰れないそうです。

 逆に日本で職を得ようとしても、日本ではその程度の手法を取る若手研究者はごまんといるため、やっぱり職につけないそうです。

 うまくいかないものですね。

 ノーベル賞受賞式の華やかさに憧れて日本を賞賛したり嫉妬したりしているだけでは、永遠に韓国人のノーベル賞受賞はならないでしょう。
 平和賞以外。

 平和賞は今年の受賞者はEUだとか。
 オバマが取ったり金大中がとったり、なんだか基準がわかりません。
 いっそ平和賞なんてお止しになったら如何でしょう?


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