ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今日の畑

2017-10-14 09:08:24 | 農業

 毎日、数度は裏の野菜畑に足を運ぶ。朝には味噌汁の菜を摘み、書き物や読書が行き詰まれば、すぐに畑に出て野菜たちを愛でる。夕方にゃ夜の食材の調達だ。気分がふさぐとき、頭や体が思わしく働かぬとき、気が付けば畑の中を歩き回っている。日々すくすくと育ち、精一杯自らの生を全うしようとしている野菜たち。その生き生きとした姿形を見ていると、自然と心和むのだ。

 この秋はとりわけ、野菜たちが順調、見て回る側もついつい顔がほころぶというもの。そんな心の友の野菜たち、秋の盛りを謳歌する様子を紹介しておこうかな。

 まずは、結球が始まった白菜。この時期にまとまりだせば、きっと立派な白菜に育つだろう。キムチ材料もそろそろ注文しなくっちゃ。

 大根は早く播き過ぎたかな?もうすでに女性の足を凌駕する逞しさだ。蕪も小蕪はすでに食卓に上がっている。今朝も糠漬けを味わった。大蕪も赤かぶも大きく葉を広げている。

 菜っ葉類もいたって元気。小松菜はすでにお化けのような大きさ、でも、煮れば柔らかく美味しい。春菊は伸びた茎先を摘んで胡麻よごしにサラダに。余った畑をふさごうと播いた掻き菜もすくすく、そろそろ三度目の間引きをして積雪に備えなくては。

 そうだ、同じ時期に、珍しい豪雪の置賜でも育つのか?とお遊び半分で種を播き、苗を育てて移植したソラマメも今のところ元気はつらつ。でも、いかにも雪には弱そうなから元気にも見えるなぁ。

 サツマイモ、そろそろ収穫時だし、インゲンも実取りの時期になってきた。

 夏場、食卓を賑わせてくれたナスもキュウリも最後の生の雫を枝先に滴らせている。ありがとう、お陰で夏を乗り切れた。

 トマトはハウスに最後まで残った究極の甘い果実をいただいて、残るは畑の加工トマトのみ。今年はまめに、2日に1度実割れする前に収穫するようにしているので、ここまでケチャップウィスキー瓶で8本、トマトソース同じく3本、ピューレ小瓶で5本も確保できた。しどけなく横たわっているが、まだまだ取れそうだ。

 卒業生で野菜農家のS君からもらったネギもほれ、こんなに堂々と天を突きさしている。

 寒冷紗を外したキャベツもブロッコリーもすでにたっぷり頂戴して、さらにまだこの先も楽しませてくれそうだ。

 と、生き生きと育つ野菜たち、体も心も彼らに支えられて今日がある。明日がある。そして、ほれ、今日のブログも君たちのお陰で書けたじゃないか。

 

 

 

コメント
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