ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

なっ、やっぱりトラブルだ!一人稲刈り2日目

2017-10-05 08:21:52 | 農業

 昨日頑張っちゃったからねぇ、今日はゆとりよ。コシヒカリの残り1/3弱を済ませりゃ終わりだ。まだ、大きなところも、黒米、モチの小さな2枚も終わっちゃいないけど、午後から雨だって言うし、本日のノルマはここだけ。夜露が乾いた昼前から始めりゃ十分さ。1時間もありゃ刈れる。

 バインダーを運び、キャリーで稲杭、横棒、穴あけ機なんかも近くまで寄せて、さっ、始めるぞ!目標は12時半の刈り取り終了だ。

 よしよし、いい子だ、しっかり働けよバインダー。おまえさえ素直に動いてくれりゃあとはこっちの心と体の問題だ。1回り、2回り、うん?なんかレバーの感触がおかしいぞ?あぁ、そうか、草だ、草が絡まったんだ。この辺り、ちょい蔓性の草をはびこらせちまったからな。まっ、どうせ、先は見えてる、絡まった草を取り除きつつ進めりゃいいのさ。

 で、1回り、あれれっ!動きが重いぞ!と、思う間もなく、変な音?!い、いかん!故障だ!あっ、止まった!!

 これでオシャカ、なんてことにならなきゃいいがなぁ。なんせ、中古を買ってさらに10数年、あっちゃこっちゃ修理しながら騙し騙し使ってきた機械だ、そろそろ、もう休ませろ!って駄々こねたって不思議じゃない。でも、せめて、この、ちっとばかりの刈り残しは終わらせてくれよ。

 困ったときの機械屋さん、さっそく電話。昼飯前なのに、嫌な顔一つせず、駆けつけてくれた。症状を聞くや、さっさと当たりをつけて、駆動ベルトの覆いカバーを取り外す。あっ、これだ!ほれ、プーリの軸が飛び出してる、ねじが緩んだんだ。先端がカバーに当たって異音を発してたってこと。なるほどぉぉ!カバーの裏側が丸くこすれている。ここが悲鳴上げてたんだ。ねじを締めなおして、カバーを戻して一件落着!プロの手にかかりゃ造作もねえや。

 エンジン始動、作業再開。ぐるっと1回り、なんか、違う手ごたえだけどぉぉぉぉ・・・と不審に思った途端、またもやエンジン停止!あっちゃぁぁぁ!プロ褒めて損したぜ。さっさと帰っちまった機械屋さんにも一度電話、しばらく田んぼで到着を待ったが、昼飯時だよ、仕方ねぇ、こっちも飯食って待つか。

 やって来たのは、親方。話しは引きつがれていたらしく、カバーを外すこともなく、エンジン掛けて即断!あっ、こりゃベアリングやられてんだ。持って帰って直さにゃ。さらに、一言、きつ~~い、お叱り。シーズン前に整備点検したの?!いえ、あの、その、しておりません・・・・ダメだよ、ベアリング交換しねきゃ。

 わかりました、で、で、でも、せめて、この半端な刈り残しだけは、お願い、なんとかして!雨も降って来そうだしぃぃぃ・・・。

 仕方ねぇなぁ、ほんじゃ、ともかく動くだけでも。ってことで、ベルトのぞテンションを微妙に調整しつつ、なんとかゆっくりゆっくりでも刈り取り作業が続行できるようにしてくれた。

 どうにかこうにか刈り終えて、手伝いに来てくれたお隣さんの手助けも借りながら、どうにか掛け終えたら、やっぱり雨!なっ、ついてるんだよ、って機械の故障はどうなんだよ?まだ、広いとこ終わってないんだぞ。

 

 

コメント
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