ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

やっぱり、ストーブ!

2017-10-19 09:14:30 | 暮らし

 なんとかねぇ、11月まで、室温15℃を割るまでは頑張りたいって思ってたんだよ。でもねえ、やっぱり、負けた。弱いんだよねぇ、寒さに。て、言うより、意思が弱い。

 なんも、やせ我慢して縮こまってることないべ、って悪魔のささやき!追い先短けえんだ、少しでも快適に余生を暮らそうぜ、って、おいおい、余命あと数年みたいに自分を騙すくらかすんじゃねえよ。

 この寒さ!外は10度以下。室内は辛うじて15度ちょい。厚着してひざ掛け巻いてじっとしてりゃ過ごせないわけじゃないんだが、背中丸めてネコ抱いてって、そりゃまるっきりジイサンだろう、ってまあ、たしかにジイサンなんだけど。

 よしっ、ストーブ着ける!快適薪暖暮らしを開始する!

 と、なると、まずは煙突掃除だ。2階の掃除用穴の扉を開けて金ブラシを突っ込んでゴシゴシする。昨冬半年分のこびり付いた煤が煙突内を流れ落ちる。長い棒で煙突をまんべんなく叩いてやるのも効果的だ。ストーブ屋さんが見たらびっくり仰天、蔑みと哀れみの眼差しで、そんな無謀な扱いをって非難するに決まってるけど、これが意外とよく落ちるんだ。なんせ、内壁にゃ煤に交じてタール分もへばりついているからね。

 煙突の内壁からこそぎ落とされた煤は、ストーブの煙突ジョイント部分にたまる。下の蓋を開けてみると、大量の煤が猛烈な勢いでこぼれ落ちる。もちろん、下には隙間なく新聞紙を敷き詰めてはいるんだが、こちらの予測を超えて周囲に飛び散る。いつものことだ、終わったら部屋全部掃除するしかない。

 さっ、準備完了。まだ薪の方は2割方割っただけ、しかも、割りたてのほやほやだから、燃え付き悪いが、今年もらった材料は2年前に伐採したものなんで、大丈夫でしょう。奥に太い薪を置き、自家製着火剤、チェーンソーの木くずに灯油を染み込ませたもの、を前に仕込んで、焚き付けの古竹やら薄板なんかを組んで、その上に薪を乗せる。マッチにて着火。おお、半年ぶりの炎!いやぁぁ、いいもんだねぇ、炎の見える暮らしって。

 じゃんじゃか燃やせば安定して燃え続けるんだが、そんなことしたら、あっという間に25℃を突破して真夏日になっちまう。20℃前後を保ちつつ火が消えないようにする。ここがこの時期のストーブ付き合いじゃあ、難しいんだ。空気穴を調節し煙突への排気口も微妙に合わせて、薪も2本だけ。これをトロトロと燃やし続ける。

 ただ今の室温、18.5℃。いいとこだねぇ。ほれ、ネコもさっそく、ベストポジションでくつろいでるよ。さあ、我が家の冬の始まり、始まりぃぃぃぃ!

 

コメント (2)
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