ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

あっち食べりゃ、こっちは余り・・・

2017-10-24 08:44:47 | 食べ物

 実りの秋だ。豊かな時だ。溢れかえる季節だぁぁぁぁ!

 畑は大豊作!大根は女性の足を超えて象の足、うそ!に近づいてるし、小松菜なんて祭りの大内輪状態、オーバー!小蕪は大蕪に見紛うほどで、春菊は董立ちに近づきつつある。キャベツもぐいぐい大きさを増しはち切れそうだし、花が咲きそうなブロッコリーをとったら、1週間喰い続けても食べきれなかった。カリフラワーも早く収穫しないと、黒ずんでくるぞ。

 ああ、もう、何から食べりゃいいんだよ!?

 今日も野菜、明日も野菜でがむしゃらに食ったところで、一人、二人で食べられる量なんて知れてるしねぇ。せっかくの実りも9割方無駄にするっきゃないのか?いやいや、そんな諦めは野菜に対して失礼だぞ、なにがなんでも食わなくっちゃ。て、ことだから、我が家の味噌汁は蕪や菜っ葉の煮物に近い。大量の実の間から微かに汁がのぞいている。まっ、栄養的には満点に近いが、朝餉に味噌汁を味わう、なんて優雅さとはまるで無縁だ。ひたすら野菜をかっ食らう。昼のラーメンにゃ、野菜炒めがてんこ盛りだし、夕食にゃ菜っ葉の煮ものは定番。豊かさも度を超すと、責め苦になる。

 有り余るのは畑のものばかりじゃない。収穫済みの野菜たちだって、使ってくれぇぇぇ!食べておくれよぉぉぉ!とせっついてくる。冷蔵庫で眠っていた春作の人参は、秋出来の人参に追いやられて土間に放り出されている。まだまだとれる加工トマト、熟すの通りこして腐り始めてる。大豊作だったカボチャ、必死に頑張って人にあげ続けたけど、未だ20個くらいはごろごろしていて、早生の栗かぼちゃなんかは腐り始めている。

 外は台風の雨しきり、やることないし、トマトケチャップでも煮ながら、カボチャのカップケーキでも作ろう。前回作ってなかなかの味だったカボチャカップケーキ、今回は思い切ってまるのまま1個使い切っちまおう。配合を記録しておかなかったから、改めて材料の割合を決めていく。バターやマーガリン多くすると、口当たりはいいけど、健康面と金銭面で辛いから、これは減らして、その分カボチャと卵を多く、もちろん、そうなりゃ薄力粉も多くなる。前回のものは盛り上がりも不足だったから、ベーキングパウダーも増やしてと、・・・ほれほれ、40個近くも焼きあがった。

 ふっくら膨らんで、割れ目もばっちり、レーズンも練り込んだからたっぷり入った。

 冷めてからお菓子の缶に保存してたら、早めにカビが出たので、今回は小分けにして冷凍庫保存。これなら、無駄にすることはない。当分はおやつにゃ困らない。

 トマトケチャップの方も今回で今年5回目、さすがに手際よくできた。収穫量も減ってきているのでウィスキーティーチャーズ瓶1本プラスジャム中瓶1本。

 夕飯にはカボチャの煮物も作ったし、今日は、野菜減量作戦、まずは既定の水準は突破できた。よしよし、この調子。頑張るからねぇ、野菜たち!

コメント
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