気を感じながら暮らす

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第三の意識

2023-12-02 09:19:27 | 「立つ」健康法
 私たちは普通に生活しているときに、理性的なときと、感情(ココロ)的なときがあります。実際にははっきりと分かれているのではなく、どちらもあり、どちらが優位かということになります。理性的というのは、他者を意識した行動で、感情的というのは、自分を中心に考えることです(悪い意味ではありません)。

 私は理性的・感情的以外に、「もう一つの意識の状態」を付け足したいと思っています。その状態を表す言葉がないので、とりあえず「その状態」と呼びます。「その状態」は、自分と他者のどちらか一方に意識を置かずに、どちらも含みながら一つに見る(一つだと考える)ことです。
 
 理性的・感情的という二つの基準だけだと、結構生きづらいものです。特にココロを至上のものとしてしまうと、ココロが折れれば何もできなくなります。第三の意識「その状態」を持つことで、ずいぶんと楽に生きられるようになります。
 
 私は理性的・感情的に見ている世界は「半分」で、第三(理性・感情を相対的な見方とまとめてしまえば、第三ではなく、第二ということもできます)の意識で見る世界が「半分」だと考えています。ただし「半分」というのは形式上の割合のことで、実際の生活において、第三の意識が常に「半分」あるわけではありません。1日に数回、「第三の意識」を意識して、その余韻があるとしても、圧倒的に「理性的・感情的な世界」が占めています。それでも意識しようとするのは、「自分」を取り戻したいと思うからです。
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