気を感じながら暮らす

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なぜ「透明」を唱えると眠れるのか

2024-03-13 17:44:47 | 透明を観る
  前々回の記事に、寝ていて目が覚めたときに「透明」を唱えると、再び寝ることができると書きました。これは科学的に証明されたことではなく、単なる私個人と周りの仲間たちの経験です。本当のところは分かりませんが、どうして眠れるのか、私なりに考えてみました。

①「透明」という言葉は、「成功する」とか「勝つ」などの言葉とは、性格を異にします。「成功」という言葉のすぐ裏には「失敗」が控えていますし、「勝つ」のすぐ横には「負ける」がチラついています。もちろん「透明」にも「不透明」や「色」などの反対の言葉もありますが、他の言葉と比べて、「不透明」や「色」が「透明」のすぐ近くにはありません。「透明」を「わたし」から「すべて」まで拡げていく(前々回の記事ご参照)ことで、「一つ」になることを目指しますので、そうなれば尚更相対的ではなくなります。普段、相対的な見方しかしていない私たちにとって、モノを一つに観るようなアタマの使い方は「非日常」です。そういう「非日常」の使い方が、再び眠らせてくれるのではないかと思っています。

②言葉から連想する力も関係しています。私たちは「私」という言葉を数十年使い続けてきているから、「私」と言えば、自分の考える「私」のイメージが、すぐにからだに反映するようになっています。「透明」と言えば、透明から連想されるものや概念があり、それがからだを変えるようになります。

 この「透明」をイメージすることは、睡眠時だけでなく、普段の健康法として、私は使っています。またの機会にお話しいたします。
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