blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2月13日の行状

2011-02-16 20:46:54 | 旅行
前日12時過ぎまで街中をウロウロしたのだが、この日は朝9時過ぎに博多を離れる予定であった。
7時に目覚ましをかけ、ホテルの朝食をいただき8時半前にあわただしく出発した。
3月12日の九州新幹線全通に向け、JR博多駅も巨大な複合施設へと変貌するための工事が行われていた。
こちらはオープンが3月5日ということだ。

さて、そのまま富山に向かうのではなく、まずは広島県の福山駅まで行くことにしていた。
目的地は言うまでもなく福山競馬場である。
三日間で三つの地方競馬場を回るという初めての試みも最終段階だ。
やけに運転が慎重な無料バス約15分で競馬場着。
首からデジカメをぶら下げていたら警備のおじさんに呼び止められた。
何かと思ったら、撮影許可証という札を警備本部で貸すから寄ってくれという。
今までは目立つようなカメラを下げて歩いていなかったからかもしれないが、こういうことを言われたのは数ある地方競馬場の中では初めてだ。
別に何かを疑われてというわけではないので、許可証を借りてからは場内のポニーちゃんなどたくさんの写真を撮った。

福山競馬場は一周が1000mと地方の中でも小回りで、特に下級条件はほとんどが1250mという何とも不思議な距離で行われる。
ちなみに1250mは第4コーナーのポケットからスタートするので、一度馬群がゴール前を通過してもう一周回ってくる形だ。
この日のレースは非常に難しかった。
地方には珍しく最後の50mくらいからの大逆転もあったりで、当たりが手のひらからスルリと逃げるような悔しいレースばかりだった。
1レースあたりはチビチビ買っていても、何レースもやるとバカにならない。
当日は当地の牝馬トップクラスが参戦する重賞が組まれていたのだが、いい加減疲れたので重賞観戦はあきらめ、予定を少し早めて富山に帰ることにした。

福山駅でJR券を変更し、少し時間があったので駅の北側すぐにある福山城公園を訪ねた。
最後の最後になってようやく観光らしいことをアリバイ程度にやってしまうのも私らしいといえばそうである。
馬券の調子が悪かったのは残念だが、三つの場を回った時点で目的は達成されたのであとはオマケである。
よく説明を読んでこなかったので何ともいえないが、福山のお城も中は博物館のようになっているようだ。
上まで登っている時間はさすがになく、近くの人に頼んでお城をバックに「自分撮り」をしてもらったりした。
午後の3時半に新幹線に乗り込み、京都で乗り換えて富山に着いたのは結局午後の8時過ぎであった。

今回は佐賀・荒尾・福山の三競馬場を訪問し、未訪問の地方競馬場はあと六つになった。
北海道の二場(帯広・門別)はともかく、あとの四つ(盛岡・水沢・姫路・高知)は今度やってくるクルマで行こうかなとも思う。
欧州車のいいところは高速域での安定感と長距離でも疲れないシートなので、今後は多少の距離でもクルマで行ってしまえということが増えるだろう。
休日ETC上限1000円がまだ続きそうではあるので、メリットを生かせるうちに何とか少しずつでもつぶしていきたいものだ。

今回は新しく導入したデジカメのデビュー戦でもあり、最初から大いに活躍してもらった。
自宅に帰って枚数を確認すると、120枚も撮っていた。
失敗も多いのだが、私自身が初心者なので仕方がない。
それでもできた写真を見ているのは楽しいもので、けっこう気に入ったものも何枚かはあった。
高くないカメラながらケイタイよりはかなり機能も多いし、もっと練習をして写真撮影も自分のものにしていければ素晴らしい。

三日間の旅は思うようにはいかないところもあったが大変楽しいものだった。
日々の仕事を精一杯こなしつつ、次の機会をまた練ってみたいと思っている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月12日の行状

2011-02-15 20:21:32 | 旅行
過去の記事を読んでいただけている方はお気づきのことと思うが、今回は「地方競馬場訪問の旅」である。
JRの路線上いわゆる「枝線」に入らず単純往復の切符のみで目的の場がカバーできることもあり、今回は三場を一気に片付けることになった。

さて、一泊目に博多に戻らず久留米にしたのも、翌日は荒尾競馬場に行きたかったからだ。
北から見れば熊本県の入り口にあたる荒尾駅で下りる。
こんな場所でも、折からの寒気の影響で小雪がチラついていた。
この地域では当然ながらスタッドレスタイヤなどは履いてないだろうと思い、道行く車を見るとやはり普通のラジアルを履いていた。

駅から歩いて10分ほどで競馬場に到着。
まずは例によって場内の写真を撮る。
あいにくの天気だったが、スタンドの高い所からは有明海が見渡せ、遠くにはタンカーのような船が一隻見えた。
デジカメのズーム機能いっぱいを使って寄ってみたが、残念ながらできた写真を見るとボンヤリしたものだった。

発売は佐賀場外だったため馬はおらず、馬券は1レース千円くらいで数レース遊んだ。
少頭数の地方競馬ながら、いや、であればこそなのだが買い方は非常に難しい。
馬連ではまったく妙味なく、時には三連複でも妙味がないこともあるから、どうしても三連単を買ってしまい結果撃沈ということになる。
購入額が小さいだけに、買い目はしぼってしぼってになるのでなおさらうまくいかない。
被害が小さくても連敗が続いてさすがに腹が立ってきた。

腹が立ったからというわけではないが、二泊目は博多を予定しており、14時チェックインがOKだったので早めに移動することにした。
快速列車に乗ればけっこう停車駅が少なく速い。
とはいえ荒尾からでは1時間以上はかかるのだが、博多に近づくにつれて雪がどんどん強くなってきた。

移動と馬券疲れ、外は九州にいながら富山と変わらない本格的な雪と強い風ということで、早めの夕食をホテルの近くで済ませ、ホテルでしばらく横になっていた。
せっかく中洲の近くに泊まるのに博多の夜のことは何も考えていなかったが、私が好きなライブハウス「ケントス」が博多にもあることを思い出した。
さっそく場所を調べたら分かりやすいところだ。
8時半頃に着いたら、当日2回目のステージの真っ最中だった。
京都ケントスは何回か行っているが、雰囲気やシステムはほぼ同じで安心できた。
知らない街では安心感もけっこう大事な要素ではある。

昨年10月に京都ケントスに行ったときは一緒にいた友人に遠慮して踊りには出なかったのだが、今回は一人でもとにかく思い切り楽しんで帰ろうと思ったので、3回目のステージからはツラツラと踊りに出た。
曲は誰でも知っているオールディーズだから踊りやすいし、古くさい踊り方でも全然OKである。
踊っているのは私よりも年配の方もかなり見受けられ、常連さんとおぼしき方も多かったが、私は私で常連のような顔をして、右足がつりそうになるのを耐えながら楽しんだ。
曲に合わせて踊るのは20代の頃以来で、久々にいい汗をかいた。

ライブを見た後は、エッチ系のお店に行く小遣いもなくせめて小一時間ガールズバー程度でもと思ったが、思いとどまっていったんホテルに帰った。
帰ったものの、やっぱり行こうかなと迷ったりもしたのだが、迷っているうちにいつの間にか眠っていた。
結果的にはケントスだけで十分の博多の夜だった。

最終日の行状は明日付けにて。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月11日の行状

2011-02-14 19:19:41 | 旅行
この3連休は九州方面に旅に出たので、思い出せる範囲で書いていく。
今年のバレンタインデーも例によって艶っぽい話はなく、今週は旅行記で埋めてしまおうと思う。

旅行と直接は関係はないが、10日の夕刻は同僚のM氏と自宅近くのホルモン屋さんに行ってしこたま飲み食いした。
その後は富山市中心部のA店に残っていたツケ数千円を支払っていったん自宅に戻り朝5時前の列車に備える算段であった。
しかしコトはそうはうまくいかないもので(?)、重ねてのお誘いもあったため「今日はツケ込みで一枚でいいか」と無理を言ってA店で飲んだ。
ホルモン屋さんの後は自宅で少しウトウトしてしまい、行ったのは日付が変わってからになった。

A店に午前2時までいて、その後はとりあえず富山駅に向かったが、列車まではずいぶん時間があって、さてどうしようと思った。
久々に駅前の屋台のラーメンを食し、その後は朝方までやっている某居酒屋の前にあるイス(込み合っている時に待つためのもの)に腰掛けてまたウトウト。
結局、列車に乗り込んだ後は爆睡してしまい、気がついたら滋賀県北部という有様であった。
旅行の最初が寝不足からのスタートというのは私の場合は珍しい。

さて、京都で新幹線に乗り換えて一路博多へ。
寒気が入って新幹線沿線もかなり雪が降っていたが、列車が遅れるほどではなくあっという間に博多に着いた。
あまり乗る機会がないからかもしれないが、素直に「新幹線速えー」と思った。
N700系が初めてだったが、揺れも少なく素晴らしかった。

さて、11日の目的は佐賀競馬場での佐賀記念(JpnⅢ)であったので、博多からさらに鹿児島本線を下り、最寄りの鳥栖駅で下車。
路線バスの本数も少ないのだが、急ぐ旅でもない。
やたらに広大な駐車場が目に付く競馬場までは約20分弱の道のりだった。
とりあえず馬券は横に置いて、場内の写真をたくさん撮った。

佐賀記念は当地最大のレースにして統一グレードレースということでJRA勢の参戦もあり、中央のトップジョッキーも姿を見せた。
レースは、武豊騎手騎乗のメテオロロジストがレコードで逃げ切るという圧巻の内容で重賞初制覇を飾った。
馬券も安い配当ながら本線で的中した。
一日通しては勝つことはできなかったが、なぜかメインが当たるとうれしいものである。

帰りの路線バスは大幅に遅れながらも何とか鳥栖駅に戻り、一泊目の地である久留米へ。
久留米もかなりの大きな街で、文化街と呼ばれる歓楽街があるのだが、寝不足がたたりホテルに着いて完全に眠りこけてしまい、久留米の夜は何もなく終わった。

翌日の行状は明日付けにて。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事帰りました

2011-02-13 22:19:57 | 日記
金曜から日曜まで九州方面を旅行しました。
自宅に無事に帰ることができましたが、旅行中の行状などは明日以降に記します。
あしからずご了承ください。

なお、今月7日で本欄もまる4年が経ちました。
当日は飲みに行っていて気づかないままでしたが、遅ればせながらご報告します。
今後とも本欄をよろしくお願いいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっつけ仕事

2011-02-09 22:32:55 | 日記
先月の中頃に、わが部署のナンバーツーであるKリーダーが朝礼で何も言わなくなったことを書いた。
そんな立場にある人が日々職場や仕事について何も考えないはずはないのだが、それを伝えることを放棄するような感じではやはりメンバーの一人としてガッカリする。
半月ほど前に、同じ部署のTK氏とその先輩のO氏で飲んだ時にその話を振ったら、O氏が「あんた(=私)じゃなくてTK(氏)が言っていたことにしてKに振ってみるわ」という何とも勇ましい話になった。
ちなみにO氏は営業をやっているが、急ぎの商品を取りに来るなど、ちょくちょくわが部署に来る機会がある。

さて、O氏が本当にKリーダーに伝えてくれたのかは知らないが、その後ほんのしばらくは「ちゃんとネタあるじゃないの」と思えるような話があった。
それなりに何か話そうと思えば、部署での経験も長いわけでいくらでもある。
しかし、残念ながらそれはまったく長続きはせず、最近は「とにかく安全第一でがんばりましょう」で終わりのワンパターンである。
朝礼ではYマネージャーに続いてKリーダーが話す順番だが、本来Kリーダーが言うべきであろうところまでYマネージャーが全部話す感じになっている。
二月は出荷が落ち着くと言いながら、発送が追いついていない商品を一気に出す段取りなどで思うようにはいかない日々が続いている。
そんな中、「毎日対応していただいてご苦労様です」という当たり前とも言える言葉が、ナンバーワンの人からは出てなぜナンバーツーからは出ないのか理解に苦しむ。
言葉は悪いが、まったく進歩がないというのか、職責に見合った振る舞いを心がけようという気概がまったく感じられないのがもどかしい。

仕事に関しては当人なりに思いは当然あるだろうし、部署の経験も今いるメンバーの中ではいちばん長い。
ただ、日々の姿を見ていると、「一日一日、大過なく終わればいいや」という、ややもすると軽いところが見え隠れする。
普段は事務所仕事に忙殺されている当人も、あまりに箱詰めが忙しい時間帯には現場に来ていかにも手慣れた感じで作業している。
手慣れているのはいいにしても、口笛を鳴らしながらというのはいかがなものか。
単純作業だから、ずっとマユをひそめてやるようなことではないにしても、本当に真剣にやっているのか疑問符が付いてしまう。
それをマネしているのかは知らないが、中間職のH氏までがモノを運びながら口笛を鳴らしていたことがある。
指導担当者(Kリーダー)と教えられたほう(H氏)が同じことをしているのは、ある意味納得である。

少なくとも立場にふさわしい振る舞いができない、もしくはそこから逃げるようなことでは下の人間から尊敬はされないし、軽く見られてしまっても仕方がない。
わが社のルール本来の意味での管理職はYマネージャーだけであるが、仮にも自分を一般の社員と同じレベルに置いているとすればいかにも浅い。
出世がすべてではないといえばそれまでだが、今のままでは「その上」はないことだろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロウトにファンが付く?

2011-02-08 21:59:15 | 日記
昨夜は、会社が早くに終わったこともあり自室に帰っても気もそぞろで、何となく外に出たい気分になり、またもや富山市中心部のA店に足を運んだ。
本当は今週の木曜、10日あたりにと思っていたが、A店に行きたがっていた同僚のM氏が「ヨメさんからおこづかいがもらえないから10日はメシだけにしよう」と言うので、私だけは少し予定を早めて行ってしまうことにした。
11日から遠出をすることになっているが、本当は10日の深夜まで飲み、その勢いでJRに乗り込む感じで考えていた。
しかし、旅行での出費も考えると、昨夜に行ってしまったことで今週もう一度A店ということになるとかなり難しくなった。

先週の土曜あたりだったか、A店には行かないものの何かの用事で電話をしたら、ママさんがそこに来ていたお客さんのHさんという男性と電話を替わってくれという。
何かと思っていると、私がA店でいろいろと変わった歌や英語の歌など雑多にやるもので、そのことをずいぶん気に入ってくれているらしい。
まさかそんなことを言われるとは夢にも思わず恐縮しっぱなしであったが、昨夜A店に行った時にはHさんが私にまた会いたがっているということだった。
当初私が10日に行くと言っていたからHさんはその日を目がけて来店する確率が高く、できるなら行ってあげたいとも思うのだが、なにぶん薄給の身、週に何度も散財というわけにもいかない。
お誘いのメールなりはまたあると思うのだが、三日間の旅行に備えたい気持ちもあり、このあたりは何とも悩ましい。

ただの市井のシロウトなのに、再会したいとまで思ってもらえるのは本当にありがたいことだ。
決して私の力ではなく音楽の力ということだとは思うが、歌が好きな者どうしが通じ合う感覚というのは何とも言えないものがある。
A店というお店を通じて出会い、また新たな、予想もしないような「つながり」ができようとしているのかもしれない。
お店を仕切るKママも、自分の店で人間関係が広がっていくサマを見ることはうれしいと言っていた。

さて、今日の勤務中に、職場のYマネージャーからそれとなく「お店行き過ぎ注意報」のようなことを言われてしまった。
私が飲み屋の雰囲気を好んでよく街に出ていることは上の人も十分に知っている。
飲みすぎて人にカラむとか大声を出すとかの迷惑行為はしていないとは思うが(覚えていないだけか?)、体を使う仕事だから寝不足は大敵だ。
これからはクルマの買い替えに伴うローンの支払いもあるから、現状は本当に行き過ぎのところをやや押さえる努力は必要かもしれない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラブラ外へ

2011-02-06 19:33:35 | 休日
立春前後を狙ったかのように、ここ数日は暖かい日が続いている。
今日あたりは太陽も照ってきたので、特に目的もなく、しかし最近買ったカメラを積んで外に出た。

もうすぐ今乗っているトヨタ車ともお別れである。
来週の週末にある3連休は、びっしり3日間、しかもJRで県外に出ているためクルマは使わない。
通勤自体は片道20km弱あるから、あと2週間でもそれなりに距離は走るのだが、少し長めの距離をエンジンをずっと回しながらという「クルマが喜ぶ」状況を私自身は今後作ってやれなくなる。
実家に戻すまでの間で気持ちよく走らせてあげられるのが実質今日しかなかったのである。

といっても県外にまで飛び出したわけではなく、県西部の高岡市で例によってお店めぐりをした。
富山市の東側に引っ越してきた昨年9月以来、特に高岡に行かなくてはならない理由は見当たらずごぶさたになっていたが、あえて距離を稼ぐのと単なるヒマつぶしを兼ねてそうした。
富山市よりも積雪が多かった名残りがそこかしこに見られ、店舗の駐車場でも雪でジャマくさいところが多かったように思う。
平地で90cm近くというのも近年では間違いなく大雪の部類だから、ここのところの好天で住んでいる人もずいぶんホッとしているのだろう。
どこの店舗も人がかなり多くて混み合っていた。

次の週末の旅行や、クルマの乗りかえなど、ほとんど貯まっていないわりにはお金をドンドン使う状況を自ら作っている感があるが、それもこれもやはり毎月の給料なりの「入ってくるもの」があるからこそだ。
入ってくるものの見通しが立たなければ、先のことどころかその日その日の暮らしすら不安だ。
今は職場や周囲に大変恵まれて長くやっていけるメドが実感として出てきたから、たとえ支払いに時間をかける形になっても、ほしいモノに関してはチャンスとみれば積極的に打って出ることができる。

もちろん、いろいろ買い物をすれば当然支払いの義務が生じる。
しかし、がんばらなくてはいけない状況に自分を追い込むのも決して悪いことではない。
同世代の友人が住宅ローンを払い続けていることを思えば私の買い物など小さなもので、支払いも長いとはいえない。
他人からとりあえずは「おぉ」と言ってもらえる企業にいるのだから、一日一日を大事にして自分の力をどんどん付け、精一杯の貢献をしていきたい。

さて、せっかく持って出たカメラは結局使わなかった。
試しで何枚か撮りたい気持ちはあったが、デビューは週末の旅行で「ぶっつけ本番」ということになりそうだ。
やや古いモデルながらかなり多くの機能があるようなので、使っていって少しずつでも慣れていき、我流でもいい写真が撮れるようになっていきたい。
また一つ趣味と呼べるものができるのならそれは幸せなことだろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決めちゃったⅡ

2011-02-05 23:02:41 | プジョー
金曜の夜は、今日の午前中の魚津市内での用事のため実家に世話になることにしていた。
家族とはいえ世帯が違うので無連絡では行かないが、前もって数日前に連絡していたことはあまりない。
ともあれ、寝場所と食事の準備もあるからいきなり訪問はしないようにしている。

あまり親孝行もできない状態が続いていたが、現在はよい環境に恵まれていることもあり、少しずつでもしていければと思っている。
某食品スーパーでは、会員カードのポイントが一定数たまると券をくれて、枚数によって様々な商品と交換してくれる。
一人暮らしなのでそれほどすぐには枚数は増えないが、少ない枚数でもけっこう使い勝手のいいものがあって、自室の「低反発まくら」も4枚くらいで交換した。
あらためてサイフを見ると3枚ほどたまっていたので、2月が誕生日の母親に、同じ低反発でも「スリッパ」と交換して持っていった。
実際の誕生日は半月ほど後になるのだが、実家に寄る回数も最近は減っており、行ける時に渡しておこうと思った。
まだまだ借りばかりが残っている現状、常に「お返し」する意識は持っていたい。

さて、魚津での用事を済ませ、午前中のもうひとつ大切な用事は富山市に戻ってクルマの契約であった。
支払いプランの詰めと納車までの段取りということだったが、担当のK氏とはすっかり意気投合していて、書類など事務的なことが済んだ後はまた飽きもせずに熱く(?)語り合った。
もともとプジョーのクルマに惹かれたキッカケは、もう7年ほども前に魚津市内の某所にとめてあった赤色の「206」である。
その頃はまだ206はカタログモデルで中古でも高かったので、生産が終了して中古車の値段がこなれてきていた「306」を安く買ってしばらく乗っていた。
306も5ナンバーにおさまっていて扱いやすかったし、何より乗り味が日本車とは全然違っていた。
長いブランクは経たが、今こうしてまたプジョーのクルマ、そしていちばん最初に「オッ」と思わされた206に乗ることになったのが本当に嬉しい。

プジョーに限らず、フランスやイタリアあたりの「ラテン」の国のクルマは見ているだけで楽しい。
もちろん道具だからマジメに作ってはいるのだろうが、どこかで必ず「遊ぶ」のである。
プジョーの印象は、クソマジメに作ってある反面でシャレっ気もあり、ある部分はかなりイイカゲンなところもありで、どうにも憎めないところが何とも言えない。
モノ言わぬクルマなのに、機械や道具というものを超えた「人間的な何か」を感じてしまう。
ショールームに飾ってあった最新の「207」ですら、どうでもいいような場所にカップホルダーがあって、しかもやや傾いていたりするのがいかにもフランスである。
日本やドイツのクルマと違って決して「優等生」ではないし、装備も「至れり尽くせり」ではないところが私には逆に心地いい。

手続きがいろいろあるので206が手元に来るのは約半月後である。
それまであと少し、楽しみに待つ気分とともに、しばらく世話になったトヨタ車に感謝して過ごしたい。
トヨタのほうは捨てずにいったん実家に戻すことになっているが、バッテリーやATオイルなどは交換したばかりだし古いながら特に問題はないので引き続き実家で使ってもらえるとまた嬉しい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決めちゃった

2011-02-03 20:59:57 | プジョー
先の日曜にプジョーのディーラーに足を運んで、気になっていた中古車を見てきた。
モデルは「206XS」で、排気量は1600cc、年式はそこそこ行っているが走行距離が少なく目立った外観の傷みもない。
それでも車両価格は、下取り車ということもあるのか貧乏人の私でも手を出せそうな額だ。

現在のカタログモデル(新車)はベーシックな「207」でも全幅が1750mmあって3ナンバーになってしまうが、「206」は1700mmを切っているので5ナンバーだ。
つまり206はプジョーとしては最後の5ナンバーサイズのモデルであり、日本の道路で乗るには実はちょうどよかったりする。

価格とサイズ、また今のモデルでは若干損なわれつつあるしなやかな乗り味も含めて、私がプジョーオーナーに復活する最初で最後とも言っていいチャンスが目の前に転がってきた。
もちろん安いといっても小さくはない金額、一度に出せるものでもなく、また月々の生活もそれほどの余裕はない。
支払いプランだけが心配だったが、幸い本体が安いために金利手数料もそれほどかからない形で組むことができる。
かつての「306」で味わった楽しさをまた生活の中に取り戻したいと思った。
(本欄のアドレスにある「style306」は私が以前乗っていた「306style」というモデルからきている)
その気持ちはついつい表に出てきて、営業の方とかなり熱いプジョー談義となった。
相手にも私の「プジョー愛」(?)が伝わったのか、「本当に乗ってもらいたい方に出会えました」と言ってくれた。

ここまで縁がある話を後戻りさせることはできない。
昨日のうちに営業の方にゴーサインを出したら、電話口で大喜びしていた。
すでに現物は押さえてある状態で、土曜にはあらためて詳しい話と条件の詰めにかかる。
車検や登録などで若干時間は取られるだろうが、今月中には念願がかなうことになる。
前の306の時は一般の業者から買ってずいぶんトラブルも多く悩まされたが、安いとはいえ県内でただ一つのディーラーが責任を持って出してくれるのだから以前のようなことはないだろう。
外国車の場合は特にだが、ディーラーとのお付き合いを密にしておくほうが長い目で見て間違いなく安心だ。

今乗っている国産車は、私が仕事の面でバタバタと苦労していた時分に父親から回ってきたもので、パワーもあり全然悪くはない。
父親が当初自分で選んで買ったものであり、なかなか身分が安定しない私に対する支援の一環で回してくれたものでもあるから、あまり簡単に替えてほしくはなさそうである。
しかし私にとって今のクルマは「経済的に自立できていない時代の象徴」であり、何となく「自分のものでない」というか「借りている」感覚があった。
なので、今のクルマはなるべく早くに、たとえクルマの程度が下がっても乗り替えなければと思ってきた。
分割を組んで月々のやり繰りは少し大変になっても、好きなクルマに乗る楽しさを手に入れ、反面すべて自分の責任でやり切っていくことで完全なる自立に向かっていける。
この件が済めば、自分の所有物で家族とつながっているのは「ケイタイの家族割」くらいになるはずである。

今は降雪期であまりクルマでの遠出はしにくいが、いい季節になったら岐阜か長野の高原あたりに行って、野外で楽しく食事やお酒を楽しみたいと職場の上司とも話しているところだ。
プジョーは運転が楽しいクルマだと分かっているから、単独でも遠出をする機会が増えるかもしれない。
もちろん毎日の通勤でも使うが、通勤までが楽しくなると考えたら本当に今からワクワクという気持ちである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事故はないほうが

2011-02-02 21:15:25 | 日記
月初めの二、三日というのはわりあいバタバタする。
今日も第二工場から応援をもらって、定時ギリギリまで箱詰めが続いた。
毎日のこととはいえ、おびただしい量を何とか夕方には終えることができるのだから、とりあえずはみんなが同じ方向に努力しているということは言える。

さて、製品を保管する役目の倉庫では、当然ながら相当数の現物がある。
わが倉庫でわが社のすべての製品を引き受けているわけではないが、それでもかなりの数になる。
実際の価格については千差万別で、ちょうど冊子になったものが箱詰め台の机のどこかにしまってある。
営業に回る人間には必須の冊子だが、倉庫のことしか知らない私にはいまだにピンとこないシロモノだ。

実際にピッキングや運搬という仕事をしていて、どうしても手が滑ったりして製品を破損させてしまうことがある。
破損のことをなぜかわが部署では「イタス」と呼んでいる。
語源としては「痛す」あたりだろうとは思うが詳しく問う気はない。
100錠箱1個といえども、本来はお客さんの手に渡って売り上げ(お金)になるべきものだから、イタスはないに越したことはないのは当然だ。

残念ながら今年に入ってこのイタスがかなり多くなっている。
個装1個か2個を床にポロリとか、元梱包が転がって50個のうち1個がダメになったなどというのは日常茶飯事だが、自動倉庫から物が脱落して大量に破損する事態を今年に入ってもう二回も見てしまっている。

名前を出すのはよくないのかもしれないが、二回ともに絡んでいるのは中間職のK氏である。
直接的には二回とも機械のせいにできないこともないのだが、パレットに積み上げた製品にラップを巻いて固定するのが嫌い(ピッキングの時に面倒くさいから)なようで、ある程度の高さのものもみんなせっせと外してしまう。
そうなると機械が予期せぬところで引っかかったりした時に落下しやすい。
結果を見れば、ラップを巻いてあれば被害は間違いなく少なかったであろう。
ダンボールを交互に組んで積み上げればそうそう落ちるものでもないのだが、ある程度の分量があればラップを巻くことは一度話し合って決めたことでもある。
機械を過信せず万全を期すのが人間の役目であって、結果論とはいえ決めたことが守られずに大きな事故につながったことは残念だ。
公私共に「かんじんかなめ」のところを逃げてしまうクセのあるK氏の「甘さ」がこういった不幸な状況を招くことになったとも思える。
短い間に「大イタス」を二回ということもあって、すでに大目玉を食らっているかこれから食らうことになるだろう。

たまたま大事故には自分は絡んでいないが、他人を批判するのは本意ではない。
毎日自分が触ったり運んだりしているのは「お金」なのだと肝に銘じて、あらためて真摯な気持ちで日々取り組んでいきたいと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする