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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

決めちゃったⅡ

2011-02-05 23:02:41 | プジョー
金曜の夜は、今日の午前中の魚津市内での用事のため実家に世話になることにしていた。
家族とはいえ世帯が違うので無連絡では行かないが、前もって数日前に連絡していたことはあまりない。
ともあれ、寝場所と食事の準備もあるからいきなり訪問はしないようにしている。

あまり親孝行もできない状態が続いていたが、現在はよい環境に恵まれていることもあり、少しずつでもしていければと思っている。
某食品スーパーでは、会員カードのポイントが一定数たまると券をくれて、枚数によって様々な商品と交換してくれる。
一人暮らしなのでそれほどすぐには枚数は増えないが、少ない枚数でもけっこう使い勝手のいいものがあって、自室の「低反発まくら」も4枚くらいで交換した。
あらためてサイフを見ると3枚ほどたまっていたので、2月が誕生日の母親に、同じ低反発でも「スリッパ」と交換して持っていった。
実際の誕生日は半月ほど後になるのだが、実家に寄る回数も最近は減っており、行ける時に渡しておこうと思った。
まだまだ借りばかりが残っている現状、常に「お返し」する意識は持っていたい。

さて、魚津での用事を済ませ、午前中のもうひとつ大切な用事は富山市に戻ってクルマの契約であった。
支払いプランの詰めと納車までの段取りということだったが、担当のK氏とはすっかり意気投合していて、書類など事務的なことが済んだ後はまた飽きもせずに熱く(?)語り合った。
もともとプジョーのクルマに惹かれたキッカケは、もう7年ほども前に魚津市内の某所にとめてあった赤色の「206」である。
その頃はまだ206はカタログモデルで中古でも高かったので、生産が終了して中古車の値段がこなれてきていた「306」を安く買ってしばらく乗っていた。
306も5ナンバーにおさまっていて扱いやすかったし、何より乗り味が日本車とは全然違っていた。
長いブランクは経たが、今こうしてまたプジョーのクルマ、そしていちばん最初に「オッ」と思わされた206に乗ることになったのが本当に嬉しい。

プジョーに限らず、フランスやイタリアあたりの「ラテン」の国のクルマは見ているだけで楽しい。
もちろん道具だからマジメに作ってはいるのだろうが、どこかで必ず「遊ぶ」のである。
プジョーの印象は、クソマジメに作ってある反面でシャレっ気もあり、ある部分はかなりイイカゲンなところもありで、どうにも憎めないところが何とも言えない。
モノ言わぬクルマなのに、機械や道具というものを超えた「人間的な何か」を感じてしまう。
ショールームに飾ってあった最新の「207」ですら、どうでもいいような場所にカップホルダーがあって、しかもやや傾いていたりするのがいかにもフランスである。
日本やドイツのクルマと違って決して「優等生」ではないし、装備も「至れり尽くせり」ではないところが私には逆に心地いい。

手続きがいろいろあるので206が手元に来るのは約半月後である。
それまであと少し、楽しみに待つ気分とともに、しばらく世話になったトヨタ車に感謝して過ごしたい。
トヨタのほうは捨てずにいったん実家に戻すことになっているが、バッテリーやATオイルなどは交換したばかりだし古いながら特に問題はないので引き続き実家で使ってもらえるとまた嬉しい。

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