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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

お別れドライブ

2011-02-20 20:01:26 | 旅行
悲しい題名が付いているが、人間がからむ話ではなく、クルマそのものとのお別れである。
好天に恵まれたこともあり、今日は現在乗っているトヨタ車では最後となるであろうロングドライブをした。

実は最初から遠くに行こうと思っていたわけではなく、旧富山市の南の端にある資源センターに行く目的だけはあった。
富山市内ではただ一ヶ所、実験的に家電製品も回収してくれていて、今日は充電がきかなくなったヒゲそりを持っていった。
市内の他の収集場所には持っていけない蛍光灯や電池も取ってくれるのでありがたい。

さて、資源センターの場所まで来てしまうと旧大沢野町はすぐそばである。
交通オタクである私は、昨年開通した国道41号線のバイパスに行ってみたくなり、自宅方向とは逆にクルマを走らせた。
いつの間にか調子に乗って岐阜県に入ってしまったので、せっかくだからと高山近辺にまで行くことになった。

途中の飛騨市神岡地区では神岡城のそばまで行って写真撮影。
道の駅で昼食をとり、もう廃止になった神岡鉄道の終着である奥飛騨温泉口駅も訪ねた。
もう列車が来ることがないレールを活用するため、レールに乗って走れる特殊な自転車が用意されていて、駅がさながら車庫のようになっていた。
いい季節になればその自転車がらみで様々なイベントがあるものと思う。

本来新しいクルマの納車は今日の予定だったのだが、私が資力に乏しいためにローン審査に時間がかかり、その分数日遅れてしまった。
結果、今のトヨタ車を気持ちよく走らせてあげる機会がもう一度できたので、今日は観光ではなく「クルマと一緒にいる時間」をメインに考えた。
幸い国道41号線は渋滞もなく、山間部は信号もほとんどないため非常に快適なドライブとなった。
高山市までは来たが観光らしい観光はせず、休日ETC1000円も利用して、中部縦貫道の高山ICに入って東海北陸道へ、そして北陸道で富山まで、何度も休憩しながらノンビリと帰ってきた。
東海北陸道の飛騨トンネルを初めて通ったが、国内有数の長大トンネルは対面通行でもありさすがに疲れた。

トヨタ車のほうは、古いながらケアは欠かさずに乗ってきたので、取り立てて問題はなくまだまだ元気だ。
私の手からは離れるが、再び実家に戻って母親が引き続き使ってくれる予定である。
他人を乗せる用事が多いから、後ろに乗りやすい4ドアセダンのほうがいいだろう。
母親がこれまで乗っていた日産の3ドアハッチバックが残念ながらお役御免となるが、どちらともかなりの古いクルマどうしで、どちらを廃車にするか真剣に悩んでいる姿は何となく滑稽ではあった。

もうすぐ暖かくなるし、私のほうはプジョー206と過ごす時間が間違いなく増えるだろう。
行きつけだった飲み屋がもうすぐなくなってしまうこともあり、週末は「お酒の道」から「クルマの道」に徐々にシフトしていくものと思う。
富山県内にも「ライオン乗り」(プジョーオーナーのこと)はけっこういらっしゃると思われ、ディーラーにはオーナーさんが経営するお店などが紹介されているファイルもあったので、「プジョーつながり」でまたいろんな人脈ができていくと素晴らしい。

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