2日前の話になるが、「北陸おでかけパス」という切符を使って小旅行に出た。
JR西日本の金沢支社が販売している地域商品なので、全国版の時刻表にはのっていない。
簡単に言えば、土日祝限定で支社内の路線の普通・快速列車に1日乗り放題という切符である。
この切符は2000円という値段から考えると相当にお得である。
実は今回まだ乗ったことがなかった福井県の「越美北線」を踏破するために行ったが、最寄りの呉羽駅から終着の九頭竜湖駅の往復を普通に買うと6520円だから「元を取る」をはるかに超える旅ができた。
普通列車しか使えないので当然時間はかかる。
これだけの距離となると、観光旅行というよりは列車に乗っている時間ばかりが長くなるが、乗ることそのものが目的だから気分的にはOKだ。
さて、九頭竜湖駅まで乗りつぶして、すぐさま折り返した。
少しは観光もと思い、途中の越前大野駅で降りて自転車を2時間ほど借りた。
自転車というものにも久しぶりに乗ったが、時間の制約がある中ではずいぶん重宝した。
越前大野城に登ったことでかなり時間を食い、かんじんの街並みはあまりじっくりと楽しめなかったが、なるほど昔ながらの風情が残る落ち着いた土地であった。
越美北線は1日の本数が10本にも満たず、いまだにJRの経営で残っているのが不思議なくらいの路線である。
1両こっきりのディーゼルカーがのんびりと行き来するが、車窓風景はなかなか素晴らしい。
桜や紅葉の季節などはなおよいと思ったから、また訪問することもあるだろう。
列車、しかも各駅停車オンリーの旅というのはどう考えても不便で制約も多い。
しかし、そういう状況でいかに多くの目的を達するかを考えることは楽しい作業である。
速さと効率ばかりではない旅もまたいいものである。
JR西日本の金沢支社が販売している地域商品なので、全国版の時刻表にはのっていない。
簡単に言えば、土日祝限定で支社内の路線の普通・快速列車に1日乗り放題という切符である。
この切符は2000円という値段から考えると相当にお得である。
実は今回まだ乗ったことがなかった福井県の「越美北線」を踏破するために行ったが、最寄りの呉羽駅から終着の九頭竜湖駅の往復を普通に買うと6520円だから「元を取る」をはるかに超える旅ができた。
普通列車しか使えないので当然時間はかかる。
これだけの距離となると、観光旅行というよりは列車に乗っている時間ばかりが長くなるが、乗ることそのものが目的だから気分的にはOKだ。
さて、九頭竜湖駅まで乗りつぶして、すぐさま折り返した。
少しは観光もと思い、途中の越前大野駅で降りて自転車を2時間ほど借りた。
自転車というものにも久しぶりに乗ったが、時間の制約がある中ではずいぶん重宝した。
越前大野城に登ったことでかなり時間を食い、かんじんの街並みはあまりじっくりと楽しめなかったが、なるほど昔ながらの風情が残る落ち着いた土地であった。
越美北線は1日の本数が10本にも満たず、いまだにJRの経営で残っているのが不思議なくらいの路線である。
1両こっきりのディーゼルカーがのんびりと行き来するが、車窓風景はなかなか素晴らしい。
桜や紅葉の季節などはなおよいと思ったから、また訪問することもあるだろう。
列車、しかも各駅停車オンリーの旅というのはどう考えても不便で制約も多い。
しかし、そういう状況でいかに多くの目的を達するかを考えることは楽しい作業である。
速さと効率ばかりではない旅もまたいいものである。