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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

いろんな土地がある

2016-06-21 21:57:32 | 日記
今日は昼が最も長い夏至であった。
朝方の土砂降りから一転、午後は晴れたため気温が上がって非常に蒸し暑くなった。
それでも数字の上では30度くらいだったか。
これから太陽が出ている時間は少しずつ短くなるが、暑さはこれからが本番である。
紫外線はすでに非常に強い。
職場の中のわずかな移動であっても日傘を使っている女性が多い。
カンカン照りでない時ほど要警戒というから難しい。

さて、先日三重県内に行った時、夕方に四日市市の近鉄百貨店に入り、上の方の階で食事をとっていた。
日の入りまでには少し時間があったが、太陽は西側の鈴鹿山脈に沈もうとしているのが見えた。
地元の人々にとっては当たり前の光景ながら私には少し不思議な感じがした。
私の故郷である富山県魚津市では太陽は山から昇って海に沈む。
東側が山で西側が海だから当然だ。
生まれ育った町ではそれが当たり前だったために、違う土地に行ってもそこがうまく脳内変換されない時がある。
今の住まいも愛知県の中では内陸だから、高い建物に上がったところで海に沈む太陽を見ることはできない。
少し考えれば、例えば岐阜や長野など海がない県では太陽が海に沈むことなどないと簡単に気づくはずだが、幼少期の体験というのはいくつになっても体にしみついて離れないものなのかもしれない。

私は幸いにして学校や会社のからみで富山と違う土地に暮らす機会を多く得てきた。
長くいたところ、残念ながら短く終わってしまったところ、いろいろだが、それぞれの土地でのことは鮮明に覚えているし、訪れた際には懐かしさを感じる場面もあるだろう。
今はまた会社の命で初めての土地で暮らしている。
当然ながら地元とは違うことが多いし、自ら行動して様々な違いを吸収して楽しみたい。
時間的にはまだ短いが、これから当地で多くのことを学び、いずれ第二のふるさとと呼べるくらいになれば素晴らしい。

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