仕事がら、子供がダダをこねるシーンにはよく出くわす。
子供の目線からすると、店に入ってすぐにオモチャ類が見えるようになっており、レジの前ではいろいろな人間模様(?)を見ることができる。
今日は男の子が1人、ほしいオモチャを離さずに泣いていた。
時間的にかなり長くなり、見ているこちらがハラハラしたが、お母さんのほうがかなり冷静で決して頭ごなしな態度には出なかった。
「今日はお金がないからまた来ようね」というようなことを何度も何度も諭すように子供に言い聞かせていた。
次の瞬間、お母さんは子供に100円だけ渡した。
「これでそのオモチャは買えないから、お店の人に聞いてごらん」と言って、私のほうにやってきた。
私はそのオモチャの値段は知っていたが、いったんレジに通して値段を出した。
そして、その子供に「ゴメンね、これでは買えないよ」と伝えた。
子供がキョトンとしている間に、お母さんはここでようやく子供を抱きかかえ店を静かに去っていった。
私のような気の短い人間なら、子供から無理やりオモチャを取り上げて、手を引っ張って車に乗せたかもしれない。
その点「大人の都合」を押し付けなかったお母さんは本当に立派だった。
この子供は、今日なぜオモチャが買えなかったか納得することができたのではないかと思う。
傍若無人な親も多い中、このお母さんには本当に勉強させられた思いだ。
きっと子供さんも立派な大人に成長していくことだろう。
子供の目線からすると、店に入ってすぐにオモチャ類が見えるようになっており、レジの前ではいろいろな人間模様(?)を見ることができる。
今日は男の子が1人、ほしいオモチャを離さずに泣いていた。
時間的にかなり長くなり、見ているこちらがハラハラしたが、お母さんのほうがかなり冷静で決して頭ごなしな態度には出なかった。
「今日はお金がないからまた来ようね」というようなことを何度も何度も諭すように子供に言い聞かせていた。
次の瞬間、お母さんは子供に100円だけ渡した。
「これでそのオモチャは買えないから、お店の人に聞いてごらん」と言って、私のほうにやってきた。
私はそのオモチャの値段は知っていたが、いったんレジに通して値段を出した。
そして、その子供に「ゴメンね、これでは買えないよ」と伝えた。
子供がキョトンとしている間に、お母さんはここでようやく子供を抱きかかえ店を静かに去っていった。
私のような気の短い人間なら、子供から無理やりオモチャを取り上げて、手を引っ張って車に乗せたかもしれない。
その点「大人の都合」を押し付けなかったお母さんは本当に立派だった。
この子供は、今日なぜオモチャが買えなかったか納得することができたのではないかと思う。
傍若無人な親も多い中、このお母さんには本当に勉強させられた思いだ。
きっと子供さんも立派な大人に成長していくことだろう。