blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2007-03-02 22:05:14 | 日記
3月になったから、もう春である。
冬が冬らしくなく過ぎていったこともあって、いまさら春と言われても拍子抜けする感じだが、気温の高低に関係なくこの季節は人の動きも激しくなるし、多くのところでは年度末ということにもなり、何かと忙しくなってくる。

わが店も2月中は正直閑古鳥が鳴いていたが、3月に入りやはり入園・入学の準備もあるのか、徐々にお客さんが増えつつあるようだ。
あまり忙しいのも疲れるが、ほどほどにすることがあったほうが時間が経つのも早く感じられ、充実感はある。

私が通っている病院の待合室に、1万円札でお馴染みのあの人の言葉が額に飾ってある。
その中に「人としてもっとも悲しいことは、する仕事がないことです」という趣旨のことが書いてある。
特にそれでお金を稼ぐということでなくても、例えば主婦なら主婦の仕事というものはあるし、要は人間どこかで世の中の役に立たなくてはいけないということだと思う。

人それぞれ形は違っても、ひとりひとりには何か1つずつくらいは世の中の役に立てるものを持っているはずだ。
それを見つけ出すのが人生の醍醐味ともいえ、言い換えればそれは宝探しのようなものかもしれない。
自分だけの宝物を生かし、人の役に立ち、自分の生活も支えていけたら素晴らしい。

私は、すぐにではなくても、最終的には何かを表現していく仕事をしていきたい。
表現といっても普通のトークはからっきしダメだから、私なりの方法論が必要となってくる。
こうして文章をつづることもその1つかもしれないし、思いつきのメロディーで曲を作ってみたりすることもまた1つである。
齢30代半ばにしてようやく、自分自身に与えられた能力が何なのか、この世でなすべきことは何か見えてきつつあるから、ぜひそれを生かす形の仕事に結び付けたいと思う。
少なくともそれはサラリーマンや公務員ではないことは確かである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする