スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

カーンの雑感⑧&白内障

2021-07-31 19:01:18 | NOAH
 でいったように,キラー・カーンは1985年から全日本プロレスで仕事をすることになりました。カーンはでいった事情から新日本プロレスの所属選手となりましたが,後にジャパンプロレスに移籍し,そのジャパンプロレスが全日本プロレスと業務提携したことで,全日本プロレスで仕事をする機会を得ることができました。この移籍について,カーンが裏事情を告白しています。
 カーンによれば,新日本プロレスではお金の面でいろいろと嫌なことがあったのだそうです。カーンは具体的には話していませんが,そのニュアンスからは,単に待遇つまりファイトマネーが嫌だったということもあったかもしれませんが,会社のお金の使い方に対して疑問を感じる部分があったということも広く含まれているように僕には思えました。なので,カーンは新日本プロレスを退社して,アメリカでプロレスラーとして生きていこうと考えていました。カーンが大巨人の脚の骨を折ったとされるのはアメリカでの出来事で,カーンはアメリカでも有名な選手ではあったのです。そして何より体格に恵まれていましたから,おそらく本気でそうしようと思えばそうできたのだろうと思います。
 ところがこの時期に,長州力をトップにしてジャパンプロレスを設立しようという動きが生じました。カーンはこの話を,永源遥からの電話で,アメリカで知らされたと言っています。同時に永源は,だからカーンもジャパンプロレスに参加するように求めました。おそらく永源は,カーンが新日本プロレスに対して不満を抱いているということは知っていたのだろうと推測されます。ですがカーンはアメリカで生きていく決意を固めていましたので,この要請は断りました。すると永源は,カーンのことを脅迫したので,カーンは仕方なくジャパンプロレスに入団することになったとカーンは話しています。永源は反社会的勢力の人たちと付き合いがあったので,それが可能だったそうです。
 永源はずっと後にNOAHで,反社会的勢力との関係から処分を受けていますので,脅迫があったのはおそらく事実でしょう。ただしそれがカーンの弱みに付け込んだものなのか,それとも単なる暴力をちらつかせるような脅しだったのかは定かではありません。
 つまり,カーンにとってジャパンプロレスへの入団は,本意ではなかったのです。ところがその本意ではなかった行動のゆえに,念願だった馬場の下で仕事をするという機会に恵まれました。

 12月10日,木曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。
 12月11日,金曜日。妹をO眼科に連れて行きました。この日に眼鏡を処方してもらう予約を入れておいたからです。この通院がありましたので,この週は木曜日に妹を迎えに行きました。
 眼鏡の処方は,僕が網膜症の検査をしてもらっている院長のO先生ではなく,別の医師が担当しました。おそらく別の医師が来院するのが火曜日と金曜日だけなので,眼鏡の処方は火曜と金曜だけで,事前に予約が必要ということだったようです。
 まず最初に視力検査が行われました。どれほど矯正しても,妹は0.3程度しか見えていないようでした。これはほかに問題がある可能性があるので,診察を受けた方がよいと言われました。なのでこの後で診察の順番を待つことにしました。
 診察はO先生が担当しましたが,両目とも白内障の症状があるとのことでした。さらに左目の眼球には傷があるとのことでした。このふたつが複合して,よく見えなくなっているのではないかとのことでした。
 眼球の傷については,妹はまだ若かった頃に,二重にする手術を受けたことがあるのですが,その影響があるかもしれないとのことでした。ただそうなるとそれは30年以上前のことになりますから,妹の視力というのはすでにその頃から悪かった,あるいは悪くなっていたということになります。僕は妹が眼鏡を作ったのと,その手術をしたのと,どちらが先であったか覚えていませんが,どちらも30年以上前のことだったのは間違いありません。僕も10代の頃ですから,妹のことを今ほどは気に掛けていなかったこともあり,はっきりとした記憶がないのです。
 白内障に関しては,すぐに手術をする必要はなく,経過を観察して,さらに悪化するようなら手術を視野に入れなければならないとのことでした。この白内障もこのときに初めて分かったというだけで,実際にはずっと前から発症していたのかもしれません。ですから,これからどのようなスピードで悪化していくのかということは,僕としても確認しておきたいところでした。それが分かれば,発症の時期も推測できるのではないかと思えたからです。
コメント
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