ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

昨日の今日ですが・・・・

2011年11月21日 03時25分35秒 | ちょっと休憩

昨日は「暑い!!!」なんて言っていましたが、先程の帰りの自転車は寒かった~~~~!!

予報で判っていたもののいたものの、ちょっとなめていました。今日からの数日はグッと冷えるようです。

24日、25日辺りは最低気温も6度程度らしいので、コートの用意が要りますね。

急な温度変化は体がついていきませんので、皆様、どうぞ万全の体制で臨んでください。

さて、そうなるとワインも料理も温まるものが欲しくなりますね。

例えば前菜で選ぶ一品をアツアツのスープにするとか、汁気の多い料理を選ぶ、なんて方向もいいと思います。

ワインはキンキンに冷えた白が合いそうな時でもあまり冷やしていない、けれど料理にはよく合うものを選ぶ。これは私に言ってください。「ちょっと冷え気味なので冷えすぎていない白で勧めて!!」って、おっしゃって頂ければありがたいですね。

食後には甘いワインもいいですが、オードヴィー=ブランデー類で〆るのも一手です。温まりますよ。

また寒さも一段落する様ですから、まずはその場しのぎですが・・・・・

という事で、まずは皆様、上着=コート、マフラーのご用意をお忘れなく!!!


暑かったなあ・・・・・

2011年11月20日 04時03分00秒 | ちょっと休憩

昨日は雨だけでなく、ひどい湿気でしたねえ。

お蔭で体感温度はグングン上昇です。

実は昨日は若い三宅君が友人の結婚式で故郷広島に帰っていましたから、サービスは私と竹中店長の2人でした。

しかし、土曜日です。2階も使う忙しさで50歳オーバーの2名が階段を走り、ホールを右往左往しながらの営業です。

滝の様な汗、を11月に搔くことになるとは思いませんでした。

サービスマンの私達だけでなく、お客様も上着を脱ぎ始めましたからクーラーまでスイッチオンでした。

                                                                        

といいながら、汗を搔くような仕事をしないといけない、と常々思っていましたから、私にとってはありがたい暑さだったかもしれません。

お客様には迷惑な話ですね。いや、暑さの事でなく、汗だくの従業員のバタバタが、です。

                                                              

さて、明日は週明けで気候はどうなるやら、それより心が寒くなる営業になりませんように!!!!


忙しい金曜日でした。

2011年11月19日 04時02分26秒 | ちょっと休憩

昨日はお陰様で忙しくバタバタしておりました。

2階に団体様、1階では接待、他に個人のお客様が数組入れ替わり。

忙しくしていると時間がたつのも早いですね。

いつもそうですが、満足頂けたかは、自信はありません。反省ばかりです。

しかし、昨日の忙しさは、始めて3か月半いや4か月近くになるフェイスブックのお蔭です。

有難いですね。

団体様はフェイスブックのお友達のオフ会で14名。某有名人を囲む会でした。

世間は狭いというか、そのメンバーの中に他のお席にお知り合いがおられる方がいたりして、超賑やかです。

また、遅い時間にも、やはりフェイスブック繋がりの方が久々にお越しいただき、楽しく接客させていただきました。                                                                       

このブログをご覧の方の中でも、まだフェイスブックを始めておられない方もいらっしゃるかと思いますが、決して難しいものではありません。是非、始めて見てください。                        

このブログのチェックも出来ますし、ブログで書いていない急な投稿なども確認できます。

勿論、そむりえ亭情報だけでない、ご自身の身の回りの情報発信や懐かしい知り合いの発見など、色々と便利ですね。

決して時間を取るものではありませんので、是非、ご一考を!!

    

                                                                   さて、今日は土曜日です。ご予約もあって忙しそうです。

頑張ります!!


ヌーボーの考察

2011年11月18日 04時41分36秒 | ワインの事

昨日の深夜12時に解禁のボージョレ.ヌーボー。

正確にはボージョレ.プリムールと言いますが、それ以外の指定産地のものもヌーボーとして認められています。

基本的に何処の産地でも生まれたてのワインで乾杯することはあって当然ですが、広く流通することはありませんでした。

しかし、多くの醸造か達(とりわけ帝王と呼ばれるデュブッフ氏)の活動で1951年に正しくヌーボーとして認可され67年に最初の解禁日11月15日が定められます。

私がソムリエを始めた頃は今と違って11月15日だったわけです。

当時は本当にうれしかった記憶があります。

みずみずしく香りもチャーミング、するりと喉を滑る感触。新しいワインが来た!!って感じがしました。マセラシオン.カルボニックという製法が出荷早々に美味しく飲める秘訣でしょう。

1985年からは解禁日が土日などで流通が滞らないようにと11月の第3水曜の深夜、つまり木曜の午前0時と変更されます。

バブルの頃ですね。

それ以降もヌーボーの消費量は衰えません。世界で最も多い輸入は日本なのです。

                                                                           

で、最近になって思う事があります。

昔のヌーボーじゃない。新酒として直ぐにでも飲めるように造っていない。と・・・・

温暖化で熟度が上がった。

収穫が早まってワイン造りに掛ける時間が増えた。

製造法も以前と変わってきた。

自然派と呼ばれる人たちの台頭もあり、造りが多様化してきた。

これまでヌーボーを世界に発信し続けてきた大手の生産者に対しての対抗意識もあった。

等々。

色々あるでしょう。

でも濃すやしませんか?と思うのです。

少なくても今市場に出ているヌーボーはこのまま樽に入れて熟成させて出荷すれば「ちょっと高め」で売れるワインが増えましたね。

つまり昔のヌーボーはいかにも今飲むために造っている、今のヌーボーには将来良くなる可能性を訴える為に造られたワインが多くなった。

どちらが良いのか、判りません。

しかし消費者の多くは以前より素直な喜びが少なくなっている様に感じます。

我々業界人は「今年は酸が弱そう」とか「アルコールが高そう」とか、を分析して納得しますが、一般の方々はそうではないはずです。

産地の方々はヌーボーによってキャッシュの回りが早くなっていいと思います。しかし、すぐに飲むワインの代表格であるボージョレが「その内美味しくなる」で産地に未来はあるのでしょうか?

が、世界的に見てボージョレは決して良い状況にはない、と聞いています。

「10年寝かせればコート.ド.ボーヌの銘酒と見分けられない」なんていうボージョレの生産者の宣伝文句があります。

勿論そういうワインがあって良いと思います。私も沢山飲んできました。しかし、ヌーボーでそれを表現する必要は感じません。

その年の状況を確認するのには昔の様な造りでも充分判ります。酸やアルコールやミネラルは造り方では隠せないからです。というか昔の造りのほうが単純で判りやすかったかな、と・・・・

ま、難しいことを書いてしまいました。

でも、昔ながらのヌーボーも実は健在です。私はコンビニ、スーパーで買えるペットボトルのヌーボー、大賛成です。これは難しくない。難しく造ってもいません。500円で買えるのですから、ワインの消費の拡大には最適です。

幅の広がったヌーボー市場。

そむりえ亭にも少しだけ在庫がありますが、ほんとにもう少しだけです。あとはコンビニやスーパーでの気楽な市場に任せましょうかね、と思います。ちょっと冷やして大きくないグラスでやってください。秋刀魚や焼肉と一緒にガブガブと楽しく召し上がって頂ければ幸せですね。


改めて「仙鳳址牡蠣」のこと

2011年11月17日 03時19分24秒 | 食・レシピ

仙鳳址牡蠣。

素晴らしい、の一言です。

北の海の冷たく強い海流を受けながら育つマッチョな牡蠣。

白身の部分が厚く、焼いても煮ても縮まない。

切っても崩れない。

甘み、苦み、香りの3拍子揃った牡蠣です。

残念なことに仙鳳址に限らず北日本の東側の産地は津波でやられました。

ですから今年は充分な量が採れません。

と言う訳で取引先からの供給もいつまであるのかわからない、そうです。

逆に今ある大きなものをお安めで提供いただいているので、その味わいを昨年までより大きめのサイズでお出ししています。

是非、北の海の生み出した傑作、仙鳳址牡蠣。きちんと復興するまで忘れないように、今のうちに、その姿、香り、味わいを叩き込んでおいて頂きたいな、と思います。

合わせるワインは間違いなく濃いめの赤です。

どうぞお試し下さい。


今日はアレです。

2011年11月16日 01時12分19秒 | ニュース

ワイン業界にとって大変大きなイベント。

間違いなく「ボージョレ.ヌーボー」です。

80年代後半から「日本が一番早い」とか「お祭り騒ぎ」とか言われていましたが、やはり今でも日本が「早めで大騒ぎ」は変りません。

しかし、それを恥じる必要はありません。

事実、フランスより早めの出荷、販売ですし、新しい年の新しい味わいをいち早く楽しめる、もとい、確認できるのはヌーボーしかありません。

何しろ、ワインは葡萄の生育状況が命です。

良い葡萄が出来ればいいワインになる。

暑い夏、寒い夏、雨の多い年、太陽が少ない年・・・・・

それだけではなく、何時開花してか、結実したか、などなどで収穫のイロハが変ります。

今年は開花が早く、収穫も早かったといわれます。

開花が早い、というのが重要ですね。

さて、飲むまでは判りません。

その第一報がボージョレ.ヌーボーです。

今日24時、そむりえ亭でも、わずかですがヌーボーを開けます。

2011年のいち早い味わいをお試しください。


昨日は・・・・

2011年11月14日 03時47分54秒 | ちょっと休憩

珍しく、という事もないのですが、同業者の多い営業でした。

バーテンダー、ソムリエ、料理人、メートルドテル、造り酒屋さん・・・・

来店された7割方が同業者というのは、やはり珍しいのかなあ、と思います。

お陰様で日曜は暇なはずが、まあまあの結果でした。同業者サマサマです。

そむりえ亭はグラスワインが多いこと、そのワインがそれなりのクラスであること、料理が「つまみで無く料理」になっていることが理由なのかな、と勝手に解釈していますが、実際の所は一度聞いておく必要がありますね。

勿論、同業者を集める営業をしている訳ではありません。が、それにより業界の色々なことが聴けるのは有難いことです。

また、通常のそむりえ亭の顧客層より若いものですから、久々に彼らに若さを貰ったような気がします。みんな元気です。私や竹中店長は50オーバーですから、見習わないといけません。

逆に彼らは「ベテラン」の年齢である私に「年の功」らしいサービス、或いは知識を期待しているのかも知れません。内実はお見せするものは大してないのですが、可能な限り私の持てるものをお出ししなければなりません。

よく「企業秘密」などどいって隠すようなことがテレビなどで出ていますが、隠すものなどありませんから、必死にお出しします。ま、必死にならなければ出てこない程度の引き出しですけれど・・・・

同業の皆さんがこれを読んでいられるのであれば、どうぞ、遠慮なくお越しください。大したことはありません。ただ、ちょっと経験が長いだけです。ひょっとして少し位は見るものがあるかも、です。

さて、今日は月曜です。皆さん、張り切って参りましょう!!!