ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

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 樋口誠

「フィクション」か「リアリティ」か?

2017年01月30日 03時05分16秒 | ちょっと休憩
主にテレビなどでの話です。

「あのドラマはリアリティがないな」などと言って見ていては面白くもなんともありません。

例えば「太陽に吠えろ」や「西部警察」のような刑事ドラマ。

「サインはV」や「巨人の星」などに出てくる「エックス攻撃」や「大リーグボール」

「桃太郎侍」の中での高橋英樹さんのセリフ。

あれらはフィクションとして楽しいもの、として認識しているはずです。

って、ちょっと例えが古すぎて若い方には「何のこっちゃ」ですねえ(笑)

しかし、時折「あのドラマはリアリティがない」とつぶやく人が出てきます。

やはりSNSなどの影響かなあ、とも思いますが、日本人の特性かもとも思います。


その典型はプロレスかもしれません。

アメリカでは最大の団体「WWE」は完全にフィクションやドラマとして見られていて膨大なファンに支えられています。

しかし日本では「本気のはず」として「八百長」という言葉で排除しようとしてる人が多いですよね。



で、何がフィクションであってよく、何が事実でないといけないか?を見極めてみる目が必要、となる訳です。


残念なことに本来は事実を伝えるべき報道が「あれ、大事なことに触れていない」と感じることが増えている気がします。

うがった見方かもしれませんが、大事な政局の時に「どうでもよい芸能スキャンダル」などが「突如出現」するのは出来すぎな「もみ消し」に思えたり・・・・


マスコミだけでなく、SNS等の左右の意見を大事に見聞きして自分の中で消化しないといけないな、と思う今日この頃です。

フィクション=嘘で楽しむのはドラマとプロレスだけで充分です。


          樋口誠