曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2016年3月14日~20日

2016-03-21 | 日記
3月20日(日)
「あんず@実家」

7時前の新幹線で戻る。今回の往復で、ずっと前にヨリフジブンペイさんに勧められた「断片的なものの社会学」を読む。かなり精度高く共感(単なる共感と言うよりも、物事の切り分け方がものすごく近くて、体験も共有できる。専門も違うし4年間の日雇い経験もないけれど)しながら、ヨリフジさんがこの本が僕の好みだと見抜いていたことに驚く。午前中都内での打ち合わせを済ませて、午後は両親と墓参り。お彼岸の時期はたいていイベント満載な時期で、多数の不義理も。。。その後、ソバ屋で飲んで帰る。実家では杏の花が満開。


3月19日(土)
ゴジラ@町屋ギャラリー薩摩屋(小須戸・新潟)」

小須戸でのシンポジウムに参加するため新潟へ。薩摩屋についてみると、なかはゴジラが満載。なんでも、この地域にゴジラグッズを所有している人が何人もいて、それらを展示していたら、他地域のかたからもお宝が寄せられ更にパワーアップしたとか。山キャン(山田食堂)でチャーシュー麺を食べてから会場へ。この店のことはあらためて報告が必要か。。。


馬頭観音@信濃川沿い(小須戸・新潟)」

無事、基調講演&シンポジウムを終え、懇親会までの空き時間に、地域の方々の案内で散策。妻入りの町並みというだけで特徴的なのだけれど、なんといっても、軒の出とか奥行き感の大きさが独特の濃い印象を生んでいる。昔は信濃川での水運が盛んだったようで、馬の市も行われていたとか。船から落ちて溺れた馬を供養するために建立された石碑も。顔が二つついている。
懇親会で一通り飲んだ後、翌日に備えて新潟駅近くに戻って泊まり。例によって、駅のクラフトビール屋で一杯。


3月18日(金)
世界土協会の作品@研究室(神奈川大学)」

今年度最後の委員会(実際には来週もあるけれど出張中なので欠席)とか、メキシコ視察の事前打ち合わせとか。研究室には、世界土協会のみんなから、作品が送られていた。どこの土が封入されているんだろう。


村上隆のコレクション展@横浜美術館(横浜)」

途中の空いた時間に横浜美術館へ。ものすごい物量。見覚えのある作品もたくさん。本人によるステートメントとか気になるところも無くはないけれど、ある種の判りやすさをもったものも多くて、展覧会としては割りと楽しめる。それにしても、個人でこんなものを所有しているというのはどういうことなのだろうかと考えさせられる。文化の記録は野蛮の記録だったか、複製技術時代の芸術の一節が思い出されたりして。


3月17日(木)
「榎の年輪@自宅」

朝、いろいろと悩んだあげく、庭を席巻しつつあった榎の木を伐採。2012年の秋に生えてきたもの。3年半で巨大化していた。年輪も3年半相当よりもずっと多い気がする。シマトネリコはどうしようかなあ。


3月16日(水)
ジンダイアケボノ@神奈川大学」

40周年記念樹が植えられていた。新3号館の正面に向かって左右に一本ずつ。神代植物公園にあるからこの名を得たらしい。ダジャレってことだな。


3月15日(火)
「天井@自宅」

ゆっくりと進んでいた天井張りがようやく完了。これで工事現場モードから解放されるか。家の内外には、他に手を入れる予定のところもあるんだけれど、長らく工房化していた部屋を元に戻す。


3月14日(月)
「JIAマガジンの表紙」

巨匠スケッチシリーズだったJIAマガジンの表紙は、今回でおしまいらしい。こうやって並べたものを見てみると、代表作を並べてみるよりもずっと個性が際だって見える。24人で終わっちゃうのは残念。あと24人分集めて本になったりするといいなあ。