曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2015年11月2日~8日

2015-11-09 | 日記
11月8日(日)
「反高潮的詩学・坂本一成的建築@Power Station of Art(上海)」

朝の飛行機で上海。多くの坂本研究室出身者は前日入りして同窓会とかをしていたみたいだけれど、しかたがない。虹橋空港から地下鉄で向かうと、建物前に出身者が集まりつつある。展示では、代田の町屋がファサードを斜めにしつつも原寸再現されている(主要部(っていっていいのか)のみ)。ショップの什器も合わせてデザインしたとか。オリジナルグッズもたくさん。貰ったり買ったりで、大量。


「対談@Power Station of Art(上海)」

オープニングに先立ち、坂本先生と妹島さんの対談を、奥山さんと郭さんのモデレートで。入場に際しては「建築を思考するディメンジョン」に収録されている坂本×妹島対談に関連したクイズが出されて、それが解けないと入れないと言われていたので、移動中に読み直していたんだけれど、そんなのは無かった。後で聞いたら、一般枠にはそれが課されていて(中国語訳が出版されている)、聴講希望者2000人を150人に絞ったとか。。。会食後、二次会には参加せずにホテルへ。


11月7日(土)
「みかんぐみ受付@みかんぐみ(馬車道・横浜)」

毎年恒例の関内外オープンの企画で、メンバー4人がチェーンで話しをし続けるという企画。修士論文中間発表会とか人事関連の行事とかがあったので、夕方の最後の時間を担当。想像を遙かに越える人たちが熱心に参加してくれたのにはビックリ。もっと驚いたのは、竹内さんが高校の同窓会準備の打ち合わせを若い女性二人としていたんだけれど、一人は神奈川大学曽我部研1期生で、もう一人は非常勤で教えていた日本女子大の学生ということで、よーく知っている人たち。この二人、湘南高校の同級生だったとか。不思議な偶然。


11月6日(金)
Tweed Books@白楽(横浜)」

朝から会議とか授業とか打ち合わせとかが立て続け。昼頃、白楽駅近くを歩いていたら、新しくできた古本屋を発見。ファッションとかデザインとかが中心。昔持っていた懐かしい本などもある。今度ゆっくり来なくては。


11月5日(木)
「BankART Studio NYKの模型@研究室(神奈川大学・六角橋)」

光州(韓国)でのBankART展のための模型が、オープニングの前日にようやく完成。担当学生が持っていく前に確認。どんな風になるんだろうか。昼休みにはインフルエンザの予防接種。去年、ものすごく久しぶりに予防接種をしたら、久しぶりか人生初かでインフルエンザを発症したので、無駄なんじゃないかと思いつつ。。。


11月4日(水)
「名和晃平デザインTシャツ@伊東建築塾(恵比寿・東京)」

朝一から都内での打ち合わせ。二件目は、しまなみ海道に関連した研究室プロジェクトについての打ち合わせで、伊東塾。デザイナーズ・ウィークで売っていた商品が帰ってきていた。名和晃平デザインTシャツを一枚購入して横浜に戻る。


11月3日(火)
「高橋酒店@折尾(北九州)」

CCA北九州講師メンバーで若松地区エクスカーション。北側の海を臨む結婚式場、起伏のある地形と溜池、標高の低いダムとサイクリングルート、最後の炭鉱開発、竣工前に閉山となった共同住宅、今頃進む住宅地開発、、、。不思議なつかみ所の無さが特徴。最後は折尾駅周辺開発をザッと見て、高橋酒店で角打ちの後、居酒屋経由で空港へ。


11月2日(月)
篠原一男展覧会インタビュー映像@CCA北九州(学研都市・北九州)」

CCAで打ち合わせなど。今年のスタジオ・アーティスト建築枠では、はじめての神奈川大学曽我部研究室出身者。講師メンバーの割合多く集まって、もろもろ打ち合わせ(といっても、一番主要だったはずの打ち合わせはなかったんだけど)。CCA北九州移転後最初の展覧会は篠原一男展。


「篠原一男展覧会小田急デパートでの展示紹介@CCA北九州(学研都市・北九州)」

10年前に今日の建築設計界を予見するようなインタビュー映像も新鮮だし、60年代に小田急デパートで行われた篠原一男展紹介も興味深い。それにしても、協力に名前を連ねるメンバーがすごい。これらのほかに、篠原さんが撮りためた、世界の各地の、主に道に目を向けた写真の展示。いろいろと考えるきっかけを得る。それにしても、学研都市に藻建築系学生が居そうなものだけれど、誰も見に来ないとか。どうなってるんだ?。篠原一男の建築についてのベーシックな知見が無いと楽しめない展覧会ではあるが。。。