曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

久しぶりに妻有

2007-08-08 | インポート

8月3日と4日


久しぶりにゼミの有志と妻有に向かった。
ゼミの学生達は、大館 (秋田) と上勝 (徳島) にいっているので (来週からは加西 (兵庫) にも)、横浜にはあまり残っていないのだが、一冬越えて、しかも中越沖で被災もしている妻有も気になるところ。


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ちょっとばかり不安を感じながら到着。でも、外観はまったく変わらず、中もそれなりに片付けられていたので、普通に見ていると何も変わっていない。BankARTの渡辺さんが、ウッドデッキ部分を並べ直してくれていた (冬場は、雪囲いとして活用していた)。


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デッキの色は、当然変わってる。デッキっていっても、ただのツーバーフォー材 (1×4) で、仕上げもしてないので、この程度の変色で済んでいるのはむしろ驚き。


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内壁の一部は、無理矢理合板で壁を固めてパテで仕上げたので、普通にしていてもクラックは入ったと思うけれど、地震のせいで、そういったところが割れている。去年、除雪ごとに建物が傾いているっていう話もあったんだけれど、そういうことは無いみたい。


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去年の改修で一番激しく手を入れたのがここ。内部の間仕切りもかなり撤去し、外壁に至っては、コーナーで1間ずつ壊していた。それなりに、他の壁面で壁量を確保できるように補強はしていたのだけれど、不安は不安。でも、何ともなかった。この窓は、ツーバイフォーの部材を切ってビスで留めただけなんだけれど、ヒビも入ってなかった (少し壊れているようにも見えますが、もともとこういうものです)。


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で、新たに室名表示をつくり (字のうまい学生がいる)、


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山頂風呂を補修復旧し (ブルーシート防水。釜との接続部分からの漏水が止まらない)、


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お湯が沸くことを身を以て確認し (湯船がでかいので、17度が35度になるのに1時間半。水漏れが止まればもっと早くなるはず)、途中、MVRDVとR&Sieを見学しつつ帰路に。22時頃、車は大学に戻って、乗員を全部入れ替えて、今度は大館に向かったのでした。


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実は今回の裏企画で、彼 (大学の窓から突然やってきたらしいカブトムシ) の連れを探すっていうプロジェクトがあったんだけれど、明け方の雨で断念したみたい。残念でした。